メモ : 一汁一菜

 時間の余裕がなかったり、仕事が予定通りに精神的に余裕がない場合に、スーパーで目についた食材を全て購入してドカ食いしてしまうことがあった。他にも朝食をスキップしてしまうこともある。

 これの対策として、年始から一汁一菜を基本とした食事を心がけている(土井先生に影響を受けている)。基礎となるメニューは、

  1. 味噌汁。具材はだいたい豆腐、もやしか玉ねぎ、更に八百屋で安かった野菜を買い込み、電気圧力鍋で蒸したものたち(だいたい人参、かぼちゃ、じゃがいも、さつまいもあたり)

  2. ご飯。朝昼の場合には納豆がついたりする。また、スーパーでうどんが安かった日は、味噌汁うどんになることもある。

となっていて、これに時折、スーパーで安かった惣菜が一品つく。味噌汁、ご飯ともに2-3日ぶんくらいは一気に作れるので、これをだいたい3日おきに繰り返す。 ご飯は実家の米を送ってもらっているのでタダとして(これが恵まれている)、野菜・豆腐で計700円くらいとすると、一日当たり高々300-400円。

 これまでに時間的・精神的余裕がなくなることはあったが、それでも味噌汁を作れなくなったことは(今のところ)ない。なお、ご飯を炊くのが面倒になった場合には、さつまいもやかぼちゃの入った味噌汁だけでもそれなりに満足できる。

 味噌はマルコメの料亭の味(だし入り)で、お湯に溶かすだけ。それに豆腐、一口大に切って蒸した野菜を投入する。もやしか水に晒して辛味をのぞいた玉ねぎも入れて完成。時間も掛からないし、美味しい。

 何より、献立の基本形ができたのがいい。スーパーで惣菜を選ぶときも「味噌汁とご飯の二品につけ合わせるもの」に最初から絞り込めるので、余計な散財を減らせている。無駄な選択肢に労力を割く必要がないという点が、何事についても優秀不断な自分にとっては一番のメリットなのかもしれない。

 それと、自分の食に対する興味が(おそらく)他人より薄いのも手伝って、この二品さえ食べられれば満足というか、「ああ、良いものを食べた」という気分に浸れる。でも最近はちょっと欲が湧いていて、ご飯に合うおかずを少しずつ試してみたいという気持ちになっている。身近なところでは、KALDIに置いてある缶詰たちを一つずつ食べてみようか。例えば2-3日のサイクルに合わせて缶詰を買っても一日当たりの食費はそこまで増えない(缶詰の種類による)。

@yomoda
だいたい自分と家族のことについて書いています