Daily Musics in early-mid March 2026

よん
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公開:2026/3/16

ついこの前までは西暦を書くときに若干のぎこちなさがあった。まだ気持ちは2025年にいる。だけど、いつの間にかカレンダーを2枚めくってしまった。2026年と記載するのもすっかり慣れてしまい、気がついたら3月も半ばに差し掛かっている。去年と同じように、今年も光の速さで過ぎていき、わたしはの日々はその残像を見つめているだけなのでは…と思う。

先月に引き続き、3月も音楽の日記を残していきましょう。ネイルを塗り直しつつ、書きます。爪の長さはいい感じ。ちょっと短くしすぎたかもしれません。工程としては、爪の長さを整えたあと、指先のキャンバスを整え、今日は謎に表面を滑らかにしたところです。ここからいつものように、ベース、カラー、ラメ、トップコートと順に重ねていくので、これを読むみなさんもお風呂に入りながらとか、歯磨きをしながらとか、なにかのついでにしていただけると幸いです。どうしても暇な時とかね。


3月1日(日)MUJI BGM8 Stockholm

スウェーデン絵画展の余韻に浸りつつ、MUJI BGMをかけていました。TOMOOでも良かったんだけど、ツアーが本当に終わってしまったんだなとさみしくなってしまうので、ストックホルム。北欧の地に印象派がどう伝わっていったか、その地にどう根付いていくかを感じられる展示で良かったなと思う。最近の展覧会に疲れ気味で、話題の展覧会も笑みを浮かべて終わり、みたいなところがあるので、本当に行って良かった。今のわたしに一番必要な展示室だった。

3月2日(月)歌とギター / KIRINJI

ライブ後に聞くと、また違う意味を持ってこちらに迫ってくる。「ライブの楽しみ方」というところで、嫌になってしまうほど「こうあるべき」「そうではない」とかいうものを浴びてしまった。そんな毒された状態に、歌とギターは効く。

明かりはひとつ

ひとつのマイク

あなたひとりと

ひとりのわたしとあなたと

あなたと あなたと

あなたと あなた

最後、「ひとりのわたしとあなたと」の後、「あなたと」を重ねることによって、人がたくさんいるんだなというシーンが浮かぶのが特にいい。全部いいんですけど。聞くたびに「高樹〜〜〜;;」みたいな気持ちになってしまう。よい。

労働の量に飲み込まれて、日常の濃度が高まっていく中で、ライブの思い出がより思い出として輝きをもっていくなあと思った。TOMOOさんが大切にしているものがたくさん詰まった宝箱を一緒に見たような気持ちになっている。彼女の世界にある宝物をそっと取り出して、光を当てていく時間だった。きらきらとしたものをたくさん見たし、それを通して、彼女の世界の断片に触れられたようなツアーだったなと思う。大好きだ…;;(結局ここに生きついてしまう。すっかり大好きなので…)

3月3日(火)Universe / Official髭男dism

「one-man tour 2021-2022 -Editorial-@さいたまスーパーアリーナ」を初めて聴いた日。改めて、ライブの音源が良すぎる…と日がな髭男をかけてしまった。Universeは、わたしが全く彼らのことを知らないときに、NCTのドヨンさんがおすすめしていた一曲。2021年9月ごろに初めて聴いて「わっ!」となった記憶がある。TOMOOもBialystocksも同じレーベルなので、少し先を歩いている髭男がいるのがとても心強いなと思った。

Universeも好きだし、その後のHELLOも好き。

3月4日(水)Everyday / Bialystocks

目の前のことにぎゅうぎゅうになってしまって、苦しくなる。ふと窓の外を見てみると、ピーテル・ブリューゲル描いた雪景色の色彩だった。目の前の状況は依然として変わらなかったけれど、枯れ木に雪、重たい曇り空の灰色という感じがピーテル・ブリューゲルだと思ったら、なんだかちょっと楽しくなった。

平日夜の寝る前の時間に「This is Bialystocks」のプレイリストからランダムでしばらく流しているのだけれど、ちょうど部屋に帰ったタイミングで流れていたのが「Everyday」。後半にかけて、どんどん盛り上がっていく感じが好きだ。イヤホンで聴くと、耳の中が劇場になってよいです。

3月5日(木)高台 / TOMOO

なんとなくおめでたさを感じたので、お寿司を食べた。だからと言って何があったわけではないけれど、仕事終わりに車に乗りながら高台を聴いて、またライブを思い出し、楽しかった思い出を振り返る。ほのかに光る記憶に「とくべつ」のラベルを貼った。バンドメンバーがそれぞれの位置について、ほどなくしてTOMOOさんがグランドピアノのほうに座る。鍵盤に手を置いて、きらきらしたピアノが響く。ツアーの1曲目でまさか高台がくるとは思ってなかったから、仙台公演のときは思わず涙が止まらなかった。

振り向けば

ため息に満ちて見えた日々も

美しい景色に変わる

ただ中じゃまだ見えなくても

長く、暗い冬のなかで高台を聴いては、何回だって救われ続けている。やっぱりDEAR MYSTERIESもよいアルバムですね…。

(と、ちょっと重ためなことを書いていますが、わたしの日記には「ワンダーランド is 回転寿司」とか「お寿司エンターテイメント」とか、そんなことが書いてあって、かなりの温度差を感じています)

3月6日(金)Hello / JOY

ランダム再生で聴いているたときに、偶然流れてきた一曲。耳に残る印象的な声が好き。

ちょっと元気になりませんか…!集中したいときに、スッとゾーンに入れるのがレドベルの声なんですけど、まだわたしは5人の曲ばかりを追っていて、ゆくゆくはソロ曲も聴きたいな〜の気持ちです。そしたらまずジョイさんからにしよう。

3月7日(土)ベーコンエピ / TOMOO

年1回ぐらいのペースで会っておしゃべりをする方とお茶した後、「自分が思っていたより、わたしは〜〜べきとか、こうでなくっちゃいけないに囚われている」と思った。気がつかないうちに、「こうでなくてはならない」とか「Aならば、Bであるべきだ」とか、そういうものが積み重なって身動きが取れなくなっている。けれど、おしゃべりをすることで、知らず知らずのうちにわたしが構築した殻を破ってくれる人がいる。お互いのことは、ハンドルネームとやりとりしている連絡先と、断片的な身の回りのことしか知らない。でも、こうやって定期的におしゃべりできるのがとてもありがたい。

その帰りに、ミスドに行き「おすすめのドーナツ教えてください」と教えてもらった中から、店頭にあったゴールデンチョコレートとオールドファッションハニーを買って電車に乗る。電車の時間と「COUNTDOWN JAPAN 25/26」の配信がいいタイミングだった。ナイトウォークとベーコンエピ。ナイトウォークはいつものかっこいい感じで、ベーコンエピはとにかくあたたかい感じ。ナイトウォークのときに使っていた左右のモニターにはアーティストロゴだけを映して「とにかく曲を聴いてほしい〜」みたいな状態でのベーコンエピ。見終わって電車から降りてからもしばらくは、保温状態のぽかぽかした感じだった。

ベーコンエピ、聞くたびに結婚しよう;;ゼクシィ買いましょうかみたいな気持ちになってしまう。一体どうしたら

3月8日(日)Power / EXO

よく寝るSunday!眠りつつ、「EXOのあみだで世界旅行」シーズン5を見る。面白い。ギョンス、おもしろすぎる。食への飽くなき探究心、好きすぎる。週末にネイルを変えながら見れたらいいなと思いつつ、そのままEXOをかける。Power、いつ聴いてもいい曲だ。元気が出る。(でも一番か、と言われたらわたしはUniverseが好きですって言っちゃうんだろうな)

Powerが流れるリパケのほうのアルバムをかけて、夕方の暗くなりつつある部屋で2時間あまり昼寝をしてしまった。すっかり夜で驚いた。日が長くなったとはいえ、19時はしっかり夜のパレット。

3月9日(月)セントレイ / サカナクション

「では」と言いながら、まったく関係のない曲を流して、その間に次何を聞くか考える。午前中は「なんとなくKIRINJIな気がする」とKIRINJIを聴いて、午後からはサカナクション。中でも「セントレイ」はSpotifyくんに唐突におすすめされたアルバム。「Ame (A)」好きかもしれない。いつもライブの予習セトリとかには「Ame (B)」が入っているので、シングルで聴く(A)のほうは新鮮だ。(何もわからず書いているけれど、これでAとBで、本当は一曲にまとまるはずだったものを、激しい話し合いのうえ2曲に分けたとかだったら、ほんとうに申し訳ないな。AもBも好きです)

改めて聴いてみて確信したんだけど、セントレイの音盤、たぶん時折強めの光みたいに入ってくるギターあるいはシンセの音が好きなんだと思う。

3月10日(火)115万キロのフィルム / Official髭男dism

完全に不意に、深めに刺さってしまって震えている。助けてほしい。「エスカパレード」のアルバムを聴いているときはさほどなにも思わなかったのだけれど、ここで急に来てわたしがびっくりしている。髭男もすっかり仕事用・おでかけ用のプレイリストに入ってしまったようで、じっくり聴いているシーズンなんですけど、「115万キロのフィルム」ってめちゃくちゃプロポーズじゃないですか…。なにこれ。お赤飯とか炊く?

(以下白状)

これを聴く前にまったく違うものを見ておりまして、ちょうど流れてきたときに「イメソン!」と思ってしまった。直接的なつながりはまったくなく、わたしが勝手にイメソンにしてしまっただけの話です。オタク楽しいシーズンのさなかで、ド直球な一曲に出会えてとても嬉しい。けど苦しい。横浜リリーの女なので。

(以下日記)

ヘアドネーションをして、およそ9か月が経つ。髪が結べるくらいまで伸びたらしく、試しにまとめてみたらまとまった。うれしすぎる。わたしがドネーションカットをした日に役割を失った家中のバレッタたち。その役割が蘇ったことがなによりもうれしい。「しばらくショートでいようかな」と思っていたけれど、もうそろそろ3回目のプロジェクトを始めます。なぜなら、髪の長い方とすれ違うたびに「いいなあ」ボタンを押す人がわたしの中に存在しているので。

3月11日(水)BANBOLEO / Red Velvet

「集中したいです〜」という時用の、ちょうど一時間ぐらいのプレリスがあり、そこに入っていた一曲。前半のほうにゾーンに入るらしくてあんまり曲と曲名がマッチしないのだけれど、これはなんか耳に残ってて「好きかも」になっている。

(お気づきかもしれませんが、わたしは歌詞ではなくメロディを聴くタイプの人間です…リピートにリピートを重ねると、目が覚めたように歌詞を見始める)

3月12日(木)Lip Noise / TOMOO,Pretender / Official髭男dism

イヤホンで聞くLip Noise、めちゃくちゃいい〜〜〜!!!!!!臨場感がある(?)世界が周囲に広がっているような感覚になるのが好き。という日です。

引き続き、髭男のライブ音源を聴いているのだけれど、ここに来て急にPretenderが深めに刺さってしまい困っている。完全に第三者だから、「つらいねえ」と言っていられるけど、当事者になったら相当きついんですよね…。

3月13日(金)Lullaby to my summer / TOMOO

わたしが言い出した小説の交換会。作品のタイムリミットは土曜朝、わたしが家を出る前。金曜19時の段階ではおよそ2500文字で、どこか適当なところで「(続)」で終わらせて、おわびの最近発掘されたテキストデータでもいいかなと思った。でも、やると決めたものはやりきりたくて、暗い部屋で書く。仕事用の端末の電源を落として、暗くなったモニターの前でひたすらポメラをたたく。暗い部屋だと、いつもより早めによい深さのところに行けるんだけど、それもありやり切った。謝りながら渡すことにして推敲はあとでにしよう〜謎の過去作を出さずに済んで良かったかも!と思って、とりあえず組版、製本をする。

Lullaby to my sumerは、その作品のテーマソングとして設定していた曲。わたしがずっと「バルコニー」として形にしたかったものが形になって良かった。Lullaby to my summer、本当にいい曲です。どんな季節に聞いても、どんな服を着ていても、この景色が浮かんでくるようで好き。景色は浮かぶけど、今はもう形を持っていないところが、自分が表現したかったものに近いなと思う。これはいずれどこかのタイミングで世に放つつもりです。小説はわたしの決心がつくまで温めておくことにしているので、いつかお見せできたらいいですね。

3月14日(土)破顔 / フジファブリック,Present / TOMOO

仙台行きの高速バスに乗って、かつて自分が自転車をかっ飛ばしていた(これは、文字通り「かっ飛ばしていた」で大丈夫です。わたしは日々真剣に路線バスと勝負していたので…)通学路を通るときに、よくフジファブリックを聴いている。

今回もそうで、バスが駅から出て乗車案内のアナウンスが流れているうちにイヤホンを有線のものに切り替えてフジファブリックのアルバムをかけた。順番もわりと固定になりつつあって「F」のあと、「TEENAGER」を聴いている。

まだ、物語の世界から出きれないぽやぽやとした朝で、破顔を聞く。創作物に対してのテーマ曲があり、そこからぐるぐると考えていくことが多いので、もちろん破顔も時を止めている誰かの生活に近いところにある歌ではある。形にならず長い時間が過ぎても曲があればいつでも戻って来れるから。

いろいろ予定が終わって、寝る前にもう少しだけ作業ができたらいいなと思ってアーケードの喫茶店に入る。冬の真ん中のころ、わたしはこのアーケードをうつむきながら、全部辞めてしまいたい(これも文字通り全部です。仕事も趣味も、わたしでいることすら辞めてしまいたかった)と思って歩いていたんだなと、まだ3か月ぐらいしか経ってないけど懐かしくなってしまった。冬のネガティブな記憶を、春のわたしがきらきらとした思い出で塗り替えている。だから、星乃珈琲店で不思議な味の紅茶を飲みながら、受け取ったばかりの『&Essay』を読んだ。やっぱり書くことや読むことが自分の軸の近いところにあるし、楽しいなあ、もっとしたいなあと思って外に出る。うつむいて歩いていた道も、上を向いてアーケードの屋根や装飾を楽しめるくらいにはなった。その時に聞いていたホールツアーのセトリプレイリスト。Presentの軽快な裏拍が、さらにわくわくした気持ちを彩っていく。

(以下オタク)

的外れがもし届くなら

君がそうキャッチしてくれたから

「君がそうキャッチしてくれたから」←すごくないですか????何を食べたらそんな。キャッチしたから、届いたの、え〜よすぎる…。もうドラムの軽やかな刻みが聞こえたらクラップの準備はできているので、ウキウキになってしまうんですけど、え〜よすぎる…。ツアーの仙台公演のとき、「大好きだ〜〜たのしかった!」と東京エレクトロンホール宮城を出たら、ちょうど光のページェントをしていて、世界がよりいっそうきらきらしていた。冬って、イルミネーションってこんなに美しいものなんだ…と思ったし、わたしの中にイルミネーションを楽しめる才能が芽生えて戸惑いとうれしさが溢れた記憶。

3月15日(日)ハックル・ベリー・フレンド / TOMOO

せっかくだし、と思って『ひとり遊び日記』につけたおまけペーパーの「これからしたい8のこと」の最初に書かれていた「ソロ水族館」をしてみる。めちゃくちゃたのしかった。ペンギンを見るために行ったのだけれど、イルカのプールを見て涙したり、頭上を飛んでいく鳥に驚いて改めて鳥との距離感を確認したり、こんなにいろんな方向に気持ちが動くんだなと、なにか自分の奥のほうに閉じ込めて眠らせておいたきらめきに触れた気がした。わたしはエイが好きなんですけど、エイもいた。にこにこしててかわいい〜。時間が合いすぎてイルカショーを3回見ました。こういうのは一人じゃなくちゃできない。

水族館へ向かう間や帰路についている間に歩いているときにもまたツアーのプレイリストを聴いている。その中の一曲。ハックル・ベリー・フレンドの前のMCで「散歩しながら、鼻歌から生まれた歌です」と紹介してくれた一曲。記憶の中のふとした懐かしい思い出。この後、Gingerへの繋ぎがめっちゃ良かったので、映像待ってるね…左手の猫みたいな遊びの繋ぎ、めちゃくちゃよかった。好き。


という感じの3月上旬でした。あっという間に過ぎていく2026年にも、わたしは「おいてかないで;;」と言っているんですが、時が過ぎるのが一概に悪ではないので時間の経過も楽しみたいですね。将来への不安や生活のすぐそばにある怖さとか、決してきらきらとしたものだけを抱えているわけではないけれど、でも、わたしが見せる文字の海は、輝いていてほしいなと思います。こう言って暗いところで待ち合わせをしがちなんですけど、それはさておき。

ちなみに、ネイルを塗り終わって乾きを待っている間に書き切りたかったのだけれど、水族館帰りで20キロ近く歩いた日に書こうというのは無謀だったみたい。結局体力の限界を迎えて眠ってしまった。この日記の後半を書いているときの爪はより春らしく、きらきらしています。今週はエクセルの「あまい夢」の上にネイルズインクの「Hey Sleep Talker」。ピンクで可愛く、ラメできらきらという感じです。とてもよい。ここぞという時のピンク色、最高だ。

髭男ばかり聞いていた3月前半。後半は何を聞くんだろうなと楽しみです。

@yon8_hakka
日記を書いています。 lit.link/yon8hakka