ZINEフェス仙台ありがとうございました〜という話

よん
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公開:2025/3/31

特に着地を決めずにだらだら書いて、更新したらもう寝るのでこちらでまとめます。また今度noteのほうにはそこまでの経緯とかいろいろまとめるので、今日はだらだら書きます。

思い出しても、なんだかずっとたのしかった記憶しかないです。

設営のお手伝いがあったので、昨日仙台に前乗りしたわけなんですけど、着いてから、ずんだ餅を食べに行ったり、ずっと見たかった映画を見たり、たのしい日を過ごしてからの今日。やっぱり楽しかったです。なので、この文章もいつもの寝る前の日記と比べて、ぽやぽや楽しい記録がずっと続いています。これ書いたら寝るので、読み返さずに公開設定を全体にして保存しますね。

⬛︎キャリーバッグの半分は

今回のZINEフェス参加にあたり、設営のお手伝いを選択したわたしは、移動の兼ね合いがあって、前日に仙台入りして、ずんだ餅を食べてみたり、見たかった映画を見て見たりしていました。初めてずんだ餅を、ずんだ餅として食べた。美味しかったです。映画、楽しかったです。

今回、キャリーバッグに詰め込んだのは、今回の新刊『Have a nice day with』と『淡々』、まだ折っていない『カフェオレボウル』、『また旅の途中で・マグカップ』、各種ペーパー、設営まわりにつかうもの、そして1泊分の用意。玄関から出る時、エスカレーターのないほぼ無人駅の階段を上がってホームに向かうとき、ことあるごとに、毎回本の重さに驚く。新刊を受け取ったときに、ヤマトの方が言っていた「重たいから気をつけてね」という一言を新刊受け取ったハイですっかり忘れていて。キャリーバッグの半分は今回の新刊だったから、高速バスのトランクから出すときも、また改めてその重さに驚く。

もちろん、それは今朝会場に向かう時だって一緒で、集合時間ギリギリに朝ごはんを食べ終わって、エスパルからアエルへ走る。常々キャリーバッグが重い。なんだかリュックも重たい。「歩いても5分ぐらいでしょう」と思っていたものの、実際は小走りで5分ぐらい。着いた時には机の組み立ての話をしていて、「出遅れた〜〜」となるなどしました。荷物を片隅において、後ろのほうから説明に参加するけれど、この時点でいろんな人がいて、ああ、面白いなと思った。普段は人の姿を見るより鳥の声と車の音を聞くほうが圧倒的に多いので、しかもその場にいるほぼ全員が何らかの意思を持って集まっていることにも、「すご」と思う。緊張で3時間ぐらいしか眠れなかった頭で、そんなことを思っていたのでした。

⬛︎正直なところ、記憶がないんだ

そう、ないんです。ただひたすら興味ありげなひとにどんどん話しかけていって、手に取ってもらってを繰り返していたら2時間ぐらい経ってた。あっという間でした。早かった…。興味を持って立ち止まってくださったり、装丁のこだわりを聞いてくださったり、いろんな形で制作物の断片にふれていただき、ありがとうございました。

予想外だったのは、小説に興味のある方が多かったこと。正直なところ、今回はZINEのイベントだったので、動いてもエッセイ・日記のほうかなと思っていました。なので、コピ本も10部に満たない数しか持っていきませんでした。しかも会場で綴じるていたらく。でも、なんというかエッセイや日記と違って、小説は読んでもらう緊張感がある分野だなと個人的に思っているので、こうして手に取ってもらう、興味を持ってもらうというのは不思議で新鮮な感覚でした。わたしの書く作品は、出てくる人がコーヒーや紅茶を飲むことが大多数なので、2冊ともお迎えされた方には「この人、たぶん何か飲ませないと終われないと思っている」とか思われてそう。8割正解です。

それと、これは完全に狙い通りのところではあるのだけれど、名刺に興味を持ってくださる方が多かったな〜と思う。基本的なデザインは変えずに、ゆくゆくは紙でいろんなバリエーションを作りたいな〜地層みたいでおもしろそう〜と思っているので、初回のミランダ藍・白印刷が好評でなによりです。にんまりしてる。わたし自身も注文する時に、紙とインクの具合を悩みに悩んでいたので、1枚目がうまくいってよかったなあと思います。紙とインク選びは相性が大事。つぎの紙どうしようかな〜と今からワクワクしています。

⬛︎目の前にいる!

こういった機会は、2つ感じることがあって。ひとつは、作り手が目の前にいること。いろんなことを、いろんな切り口、方法で表現している人が自分以外にもたくさんいることを目の前に突きつけられて、驚くのがひとつ。もうひとつはいつもは数字やアイコンでしか存在を感じない存在が目の前に突きつけられること。

11時を回ってすぐぐらいにペーパーを折っていたら、最初にフォロワーさんがいらして、本の話はもちろん、昨日見た映画の話までできたのがほんとうに楽しかったです。見守ってくださっている…!と思うと同時に、なんだかまだ夢なんじゃないかとふわふわしているのも事実。けど、スニーカーの靴擦れや重たい荷物を運んでいた肩や腕、足が筋肉痛になっているので、現実なんだなあ、なんて思って、やっぱりふわふわしています。

寄稿したZINEもいただきました。すごい〜〜すごいよ…自分で1冊作るのとはまた違ったよころびがここにある。しかも、寄稿したフォームで修正をして、最終の原稿を保存しなかったので、久しぶりのご対面…という自分の書いた文章なのに、不思議な感じです。これも直接いただいたのですが、いろんな意味で目の前にいる(ある)!と思って驚きました。すごい。

それと、会場をふらふら歩いていて、その幅の広さにまだまだ知らないこと・ものってあるんだなあと月並みながら思いました。いろんな人の好き!気になる!表現したい!を詰め込む。ぎゅうぎゅうに詰め込まれたその人自身を味わえる媒体がZINEなんじゃないかなと思います。そういうところで言うと、わたしはまだまだ好きを突き詰めるまでには至っておらず、毎日をおもしろがることぐらいしかできないんだと遠くの海域に灯台の存在を知った時のような気持ちになりました。もちろん、ネガティブな意味ではまったくなく、その灯台に近づいてもいいし、いまのままぷかぷか浮かぶ船で空を見ながらいまにも寝そうだな〜と思っていてもいい。

「自分のことを全部話すよ」

という、目に見えない覚悟みたいなものを感じられておもしろいな〜と思いました。そう考えるとZINEってよりパーソナルなものなのかもしれませんね。


わ〜〜〜ここまで書いて寝てしまった。イベント前日あるあるの眠れない夜だったこともあって、反動でぐっすり寝ました。またnoteにまとめるのでこれはこれで出します。

改めてお疲れ様でした。9月はカレンダーと相談しつつ、調整してみます。けど、やっぱり楽しくて、エネルギーが大きくて出たい気持ちが大きいです。また夏の間のイベントも含めていろいろなものが動き始めるので、健康に気をつけて過ごしましょし。(しょし… 直すのもアレなのでこのまま出します笑)

@yon8_hakka
日記を書いています。 lit.link/yon8hakka