試行錯誤は仮説ありきで進めよう

yonemon
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最近、試行錯誤は悪であるという内容の記事を目にして思ったことを書き留めておきたいと思います。

「試行錯誤」が悪であるかというのは私にとっては少し行き過ぎた考えにも感じるところはあるが、概ね記事で書かれていることは共感できる。

ただ、「試行錯誤」というのは本来仮説のもとに適切な検証パターンを洗い出しそこから優先順位をつけて実施することを言うのではないかと思うところもある。

辞書にはそのような意味は書かれていないが、上記の内容もセットで考える必要があると思う。

試行錯誤(しこうさくご)とは、解決策を見つけるために様々な手段を繰り返し試す行為を指す言葉である。この行為は、問題解決過程新たな視点アイデア生み出す可能性があり、結果的に最適な解答辿り着くことが期待される。試行錯誤は、科学的な実験研究新製品の開発ビジネス戦略策定など、多岐にわたる分野用いられる。 試行錯誤の過程では、失敗もまた重要な要素である。失敗から学び、それを次の試行生かすことで、より良い結果を得ることができる。このような試行錯誤のプロセスは、結果予測し、それを検証することで知識を深める役割も果たす。

実際に仮説思考で行動する際は以下記事で紹介されているようにステップを分けて考えると良い。

まとめ

課題に直面し、行き当たりばったりの試行錯誤は悪であるが、仮説の下に実施される試行錯誤は正義である。

手を動かす前にまずは一呼吸おいて仮説ベースで課題に立ち向かおう。

@yonen
しずかにひっそり暮らすEC系Webエンジニアです。