色々なものが、目まぐるしく動いていく。環境。科学。倫理。この世界。私はその流れに戸惑っていて。流れる川に浮かぶ小舟で、流れるに任せたり、あるいはとどまろうと試みたり、逆らおうと漕ごうとして、あきらめたり。そんなに時間を持ってもいないのに、焦燥感に支配されるのはとても嫌いで。一時の安寧しかないのに、見える世界を、とても少なくしてきた。けれど、それじゃダメなんだ。私とて一つの命。地球に立ちて、緩やかに弧を描くものなり。yonomori