
なぜ「あしか汁」ことを話してはいけないのか/三浦晴海/宝島社
お友達から借りた本。今流行りのモキュメンタリーホラー。
交通事故で亡くなった大叔父が日記に残した不可解な言葉「あしか汁」「十三本数」「アカマシ マカマシ アトナシ」が一体何を意味しているのか、役所勤務の主人公が探っていく話。
新聞記事、ネット検索、写真、日記、雑誌の切り抜き……散りばめられたヒントとなるものたちが1つに繋がっていき、話は思わぬ方向へ着地する。
モキュメンタリーホラーはこれまで読んだことなかったけど、紙の本というものと相性が良いように思う。視覚的な効果が絶大。
主人公のラストの叫びが1番怖い。
面白く読みました。