11月19日

yoshidadayo
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公開:2023/11/19

朝から大忙しだった。

朝ごはんを作って食べさせて洗濯物を干し掃除機をかけ、化粧をし、昼食を作って食べさせ、自分の髪を纏め、子供に着物を着せた。夫にも着付けをして、着物の状態でやってはいけないことや忘れてはいけない持ち物の連絡を済ませ、自分の着付けへ。

髪がまとまらなくて発狂しそうになったがなんとかなったし、全員の着付けがうまく行った。とにかくどうにかなったので出発。

これは今日の着物。着るの下手〜

子供はびっくりするほど良い子だった。神社で説明を聞くときも、義母と合流したときも、たいへんご機嫌でよく話を聞き、たくさん写真を撮らせてくれた。えらい。

本殿でのご祈祷も、「頭をお下げください」「お直りください」でちゃんとぺこっと頭を下げていた。うっかり泣きそうになった。

大体どこでもそうだと思うが、拝殿の中は撮影禁止になっている(外からは撮れると思う)。美しい天井絵や欄間を写真に撮ってほしいと言うので、「正面の建物(本殿)に神様がいて、ここで写真を撮るのは失礼だから撮れないよ」と言ったら「じゃあぼく、わすれないよ」と言っていて「この子 賢すぎる」と思った。なお、かしこボーイはご祈祷を終えて千歳飴をもらったら、もう完全に千歳飴に気を取られて無言になってしまった。

巫女をやっていたのでわかってはいたのだが、祝詞で住所読まれるのってめっちゃ面白いな。いや、神様もどこ住みか知らないと困るもんね。「スマトラ沖地震」というワードの入ったお経を聞いたことがあるけどあれも「え!?」になった。神仏のみんなたち、詳しいことはwebでってわけにもいかないもんな。

脱線。

とりあえず建物の前でも写真を撮ろうと移動したが、有名な神社だけあって観光客の人たちで溢れていた。和装の子供を連れて歩いていれば七五三のお詣りなのは一目瞭然で、行き交う人たちは「七五三だ」「かわいい」と言って避けてくれる。すみません。さて写真を…と思ったら全然知らないお兄さんが「よかったら撮りますよ!」と言ってたくさん写真を撮ってくれた。ありがとうございます。

「いや〜やっぱ、地元なんでね…」と言ってくれたお兄さん、本当にありがとう。でも我々も地元民です(そりゃ七五三だし……)。それはともかくありがたかった。

義母と別れて帰宅し、それぞれ着物を脱いで干したり片付けたり、返送の支度もした。今日はめでたいから外食をしようと言ってもらえたので焼肉へ。子供は焼肉デビューとあって大はしゃぎで、明日寝込むのではないかというくらい元気に食べまくっていた。本当にめちゃくちゃ食べた。

ていうか普通に家族全員めちゃくちゃ食べた。食べ放題って本当に優しいシステムだな。今日は世の中の優しさをめちゃくちゃ噛み締めてる。その噛み締めてる奥歯を明日抜くんですけどね。

ともあれ子供の成長を感じることができ、よかった。いい1日だったな。