モーニングページ、というモノがある。
これは『ずっとやりたかったことを、やりなさい』という書籍で紹介されている、行為というかアクティビティというか、そういうもの。
ざっくりいうと、毎朝起きた直後にノートを開いて、3ページ、頭に浮かんだことなど書くというもの。
書籍の中では「創造性を取り戻す」ために行うもので、「脳の排水」のようなものだ、と書かれている。
きれいな言葉や良いことを書きとめるわけではなく、もっと汚いことでもぐちゃっとしたことでも、脳内にあるものを吐き出す。それによって、自分を無意識に縛っている考えなどから自由になり、結果創造性を邪魔するものが減らせて、発揮できる。という理屈。
■
基本、スピリチュアルなものは信じていないのだけれども、モーニングページを行うことで人生が変わった的な話がたくさんあるらしい。
これは半分正解半分間違いでは?と思っていて、要はなんらかの出来事に対して、モーニングページをやっていなかった人は「ラッキー」と思うし、やっている人は「モーニングページのおかげだ!」と捉える。そういうことだと思う。占いと一緒。
ただ、だからといって意味がないわけではない。物事に対して「**のおかげだ」と捉えられる、つまりカラーバス効果のように「良いことやチャンスを見つける、意識の解像度が上がっている」と考えると、それはモーニングページのおかげ、と言えるかもしれない。
というようなことを、たまたまモーニングページを始めて数日で新たな機会が舞い込んできた身としては思ったりする。
■
舞い込んできた、といえばこの「しずかなインターネット」も同様で、たまたま文章を書いたりなんだりに対する解像度が上がっているタイミングで出会ったことで、「これは良い」と思えた。タイミングが違ったら「別にいらないや」と思っていたかもしれない。