読書の形がほぼ電子書籍だけになって結構経つのだけど、久しぶりに紙の本を読んでいる。

読んでいるのは『ユリイカ 』の近藤聡乃特集号。
以前、近藤聡乃の原画展に行った時に「せっかくなので物販で何か買ってお金を落としていこう」と思ったのだけど、本は既にだいたい持っていて...結局買ったものはイラストがプリントされたコーヒーやチョコなどの"消え物"ばかり。
何か形として残るものも欲しいな、と思って物販で買ったのがまだ読んだことのなかったこの本なんだけど、棚の奥にしまい込んだまま存在を忘れてしまっていた。で、発掘されたのがつい昨日。
久しぶりに紙で本を読むのも感覚としてなかなか良いもので、なんだか文字の場合は紙のほうが読みやすいかも。
これが漫画だとページめくりのタイミングの速さや見開きの見やすさでもタブレッドのほうがいいのだけど、ゆっくり読むならやはり紙もいい。
そもそも以前はなんでも紙で買って紙で読んでいたのだけど、いよいよ自宅のどこにも本の置き場所がなくなり床への侵食が止まらなくなったところで、諦めて1000冊〜2000冊ぐらいの本をまとめて廃棄した。たぶんよくある話。
物理的な本が手元に存在するという価値は高いと思うのだけど、部屋に余白があるということもたいへん価値が高いことなのです。
ただ、以前ツイートしたこれはこれで今でも一つの本音ではあったりする。