5月半ばに仕事を休職してからというもの、私は、一度も顔の毛をそっていなかったようだ。
眉が、故・村山富市元首相のようにぼうぼうとのびていた。
顔の表面が毛だらけだった。
そのことに気づいたので、きょうさっぱりと拡大鏡を見ながらそり落とした。
眉は電動トリマーで毛を短くした。
明朝はランニングのパーソナルトレーニングがある。
日が出ているうちに風呂に長くつかりたかったが、シャワーで妥協した。
とあることに参加することになった。
生きているとなにがどうなるかはあまり予測がつかない。
私に人の役に立てるようなことがあるのかはわからないが、あせらずに、最善を尽くすしかない。
この先、身の振り方をどうするかもあまり決めていない。
休んでいるはずだったのに毎日のように走ったりしている。
体がなまらないように散歩をしようと思っていたのが、主客転倒し、走るために生きているような状態になっている。
どうしてこうなってしまうのか。
ある日突然走ることに倦んで、やめてしまうのか。
それがいつになるのか。
あまり予測がつかないが、それは、寒い風が吹く頃ではないだろうか。