ためしに電子書籍リーダーを片手に持ち、もう片方の手でつり革にすがり、ページをめくるのはつり革につかまっている手の親指でやるようにしたら、立っていてもふつうに読むことができた。
スクリーンに触れないとページをめくれないのはけっこうめんどうだ。
でも紙と違って閉じないように押さえておかなくてよいのだ。
前に抱えたリュックの上端部に電子書籍リーダーをのっけるような感じで読んでいる。
字をかなり拡大してあるのですぐに1ページを読み終わってしまい、しょっちゅうスクリーンに触れないとならない。
これで網棚の上のサイネージをぼんやり見てしまうことも減るだろう。
同じローテーションがぐるぐるしているだけなのにサイネージにくぎ付けになってしまう。
電子書籍リーダーはスマートフォンよりも大きいから持ちやすい。
電車に乗っているあいだくらいぼんやりしようと思っていたが、サイネージにくぎ付けになるくらいなら電子書籍を読む方がずっとよい。
これで読書時間が確保できる。
もっと買ってすぐに試せばよかった。
手がすべって大切な電子書籍リーダーを落っことしたくなかったのだ。
でもカバーがついていて、そのフタみたいな部分を使えばうまく固定できる。