心の中のととのえ方の真髄みたいなことがさらっと書いてある気がした。
字が書けない人のエピソードもよかった。
そのあと続けて別の本を開こうとしたが、どれもなんだか物足りなく感じた。
おもしろい本を読んだ直後はそうなることがある。
私の電子書籍リーダーはサイズが大きくないので、イラスト中心の本と、大判の雑誌はほとんど読めない。
表示はできるが判読が困難だ。
どうして急に電子書籍リーダーの話をしたかというと、次に読もうとしていた本が、
「文章を読むのが苦手な方のために、イラスト中心にしました」
というコンセプトのもので動揺したからだ。
おもしろそうなのにざんねんだった。
文芸作品が読みたい。
私は純文学がすきだ。
でも電子書籍読み放題にはあまり文芸作品がないような気がしてしまう。
私の選び方に偏りもあるだろう。
近年刊行された文芸作品が、とくに長編があまりない気がする。
翻訳された海外の文芸作品もほとんどないのではないだろうか。
いま自分の電子書籍リーダーに文芸作品がほとんどないことに気づいた。
以前買った村上春樹の作品くらいしかない。
ハリー・ポッターシリーズを読んでみようかな。
ミヒャエル・エンデの「モモ」もよかった。
と思って探してみたら、戦争と平和、アンナ・カレーニナ、悪霊、失われた時を求めて、八月の光、1984があったのでライブラリに追加した。
いい機会なのでちょっとずつ読んでみよう。
カラマーゾフの兄弟があったら読み直したい。
電子書籍リーダーはWi-Fiがないと本をダウンロードできない。