つい、自分の不遇を人に延々と語ってしまう人は多いのかもしれない。
私も数年前に大病をしたときその罠にはまっていた。
もう同じことはしたくない。
聞かされるほうは大変だからだ。
生きていて苦しみがない人はいないだろう。
自分のことでも大変なのに人の自己憐憫に付き合わされるのは非常にくたびれる。
そうした話を職業として聞く人もいる。
しかし私は素人だ。
お金をもらえたら聞いてもいいのかといったら決してそうではない。
幼児が転んで泣いていたら
おお、かわいちょかわいちょ。いたいのいたいの、とんでけ〜。
と語りかけるだろうが、大人にもそのように対処できたらどんなにいいだろう。