うっかり軽い気持ちでクレンペラーが1960年と61年にフィルハーモニア管弦楽団と録音したマタイ受難曲を聴き始めてしまった。
こ、これは……。
ここのところ比較的年代が新しい、古楽っぽくてさくさく軽いテンポで進むマタイ受難曲に慣れていたのでちょっとびっくりした。
Apple Music Classicalは、CDで発売された年代を表示してしまい、オリジナルの録音年がわからなくなってしまう。
これはよくない。
フルトヴェングラーとかカラヤンなのに2020年代のとかあっておかしいと思っていた。
話がそれた。
いいよ、この重厚長大なマタイ受難曲!!
のっそり重たい。
こういう風に演奏してもはまるのがこの曲のいいところだ。
イエスをフィッシャー=ディースカウが歌っている。