調子が悪いと無限にTwitter (X)を見てしまう。
ドゥームスクローリングは、自分の気分が悪くなると分かっているのに悪いニュース・悪い言説ばかりのタイムラインをスクロールし続ける行為(であると私は理解している)だが、私の場合はちょっとたのしい気持ちになりたくてタイムラインを見ている。
猫動画とか1ページまんがとか変わった看板とかだ。
頭を使わずに心のなぐさめを得たいのだろう。
気づくと30分くらい時間が溶けている。
疲れていて早く寝ないといけないとき、朝起きたばかりのときにやってしまいがちだ。
今朝はちょっと動けなくて半休をとった。
夜は職場の会合に参加しないとならないので、午後から出勤しようと思っている。
しずかなインターネットに投稿だけしておこう。
と考えつつまたTwitterを見ていた。
過去に2回、1か月間Twitterを使わないというのをやったことがある。
カル・ニューポートの著書『デジタル・ミニマリズム』に触発されたからだ。
使わないでいることは意外とできる。
期限を切ってあるからだろう。
しかしその期間が終わったらすぐ元に戻ってしまう。
2007年にアカウントを作って、そのしばらく後に日本人が増えてからは毎日タイムラインを全部読んでいた。
今はしずかなインターネットのリンクと写真を投稿する以外の目的ではあまりツイート(ポスト)をしていない。
今はフォローしている人たちの動向を知るというよりは、おすすめフィードに流れてくる関係のない人たちの投稿をただぼうぜんと眺めている。
それだけでも全然かまわない。
まんがの載っているツイートをクリックすると似たようなツイートがどわっと流れてくる。
交流目的でなく、情報収集でもなく、ただぼんやり見ている。
見てケケケケと笑っていると夫が見せてと言ってやってくる。
いっしょになってケケケケと笑っている。
いっしょに笑ってくれる人がいることが昔と違うところだ。