きのこ帝国のことがあまりにも好きで私の中で伝説になっている。
好きなので何も書けない。
佐藤さん。
あーちゃん。
この2人がとても好きだ。
下北沢できのこ帝国のライヴを観たとき、会場の前で若い女の人が小柄な女性2人にサインを求めていた。
ライヴが始まってから、それが佐藤さんとあーちゃんだったことに気づいた。
服でわかった。
演奏しているととても大きく見えるが、路上にいた2人は小柄だった。
アルバムeurekaのころにきのこ帝国を知った。
佐藤さんはマーシャル、あーちゃんはジャズコーラスだった。
初めてきのこ帝国のライヴを観たのは新宿ロフトだった。
「楽しんでますか」
とオーディエンスに語りかける佐藤さんがかっこよかった。
あーちゃんのギターは録音された音源といつも寸分違わなかった。
そういうのがうれしかった。
佐藤さんのかく曲が好きだ。
歌声が好きだ。
UKプロジェクト時代の中性的なたたずまいが好きだ。
フェスで佐藤さんのソロアクトを観たとき、クロノスタシスとか、東京とか、きのこ帝国のころの曲もやっていた。
そのときの佐藤さんは白い服に白いマーチンふうのブーツだった。
「大キライ」のころだと思う。
きのこ帝国は私の心の中の大事な場所にしまわれている。
日本にはきのこ帝国がいた。
メロディと、繊細さと轟音にいつでも戻ってゆける。
チャットモンチーのトリビュート盤に入っている、きのこ帝国による「染まるよ」のカヴァーもすばらしかった。
世界の美しい終焉を見ているかのような、そんなきのこ帝国のサウンドが好きだ。
bloodthirsty butchersのトリビュート盤に入っている曲が配信で聴けるようになっていた。
今気づいた。
discordmanという曲だった。