カードとリスト

yosyuku
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手書きのリストをこしらえていた。

ロディアのA5判ドットパッドにステッドラーの細いサインペンで書いていた。

タスクを書いたカードのうち、コンテキストがAgendas、つまり協議事項であるものを拾ってその項目をリストにした。

Agendasには必ず協議相手もいて、その相手が誰なのかもリストに書いた。

そうすると、これは部署のミーティングで話せばいいかなとか、上司のデスクに行って話そうかな、いやメールにまとめて書いて送り、都合のいいときに読んでもらおうという判断が、なんとなくつきやすかった。

Next Actionsもリストにした。

これは日時を割り当てるよりもできるだけ早くとりかかりたい行動たちで、項目を並べてみると、ほんとうにこれは早くやったほうがいいというものがなんとなく光って見えるような気がするのだ。

それは完全に気のせいなのだが、無意識のうちに優先度のフィルタをかけて眺めているようだ。

そして、3月にやるイベントと、それまでにそのイベントの準備としてやらないといけないことを、がさっと一つのプロジェクトと捉えて、そのカードがフォルダには収まらないので仕切りカードにラベルライターで名前をつけた。

そのプロジェクトが内包するカードの項目を一つ一つ書いていった。

A5判の書いた紙がたまってきたのでA5判のクリアファイルを注文した。

項目が多すぎてつらい。

完了したカードもたまってきたので、仕切りカードにReferences (Done)というラベルをつけてしばらくとっておくことにした。

Rubbishという仕切りカードもつくった。

これはごみ入れだ。

項目出しをしてアウトラインを作り、カードに書き写し、さらにリストに書くのは手間の無駄遣いみたいな気もしなくはない。

しかもカードから先は全部手書きで、デジタルデータにはなっていない。

しかしだんだん項目の中身や順番が頭に入ってきて、実作業がイメージできるようになってきた。

こうなれば、眠っているときも忘れているときも頭のどこかでは考えが続いているはずだ。

カードにはそれぞれ、その項目の「望んでいる結果」と「次にとるべき行動」を書くようにしている。

この作業をするようになってから、勤務中にコンピュータをただメーラー→イントラネット→メーラー→イントラネット、というようにぼんやり眺めている時間がへり、ペンを持ってじっと考えている時間が増えた。

脳を使っている気がする。

個別フォルダに1から31までの日付ラベルをつけたものと、1月から12月までの月ラベルをつけたものも昨晩作った。

箱がないので小川珈琲のドリップバッグが40個入っていた段ボールに仮置きしてある。

明日の日付が一番手前に来るように並べてある。

終わった日付は来月のフォルダの後ろに並べてある。

そうすると毎日、その日にやるはずのことのカードがその日付のフォルダに入っている、そのことのくり返しが生まれる。

デビッド・アレンはすごいな!

私のシステムが軌道に乗るまでまだまだかかりそうだが、楽しいので続けられている。

@yosyuku
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