寒いせいか一つ一つの動作が重い。
朝食の準備は30分間あればできるはずだったのに、今は45分くらいかかっている。
秋ごろには家を出る前に一度Macを開くゆとりがあった。
今は時間に追われている。
気がつくとぎりぎりになっている。
ひと駅手前で降りて歩くのも気が重い。
なので、何かを一つやるたびに、
「今これをやればあと24時間はやらなくていい」
という、気休めにもならないようなことを自分に言い聞かせているのだ。
日に8時間働き、それを週に5回繰り返さないとならないのは今の感じだと相当重い。
タスクを拾ったり振り出したりしてかき集めた、その量に圧倒されているというのもあるかもしれない。
タスクを全部キャプチャして管理するとほんとに気分が楽になるのだろうか。
楽にはならないけれど不安にはならないくらいなのかもしれない。
疑心暗鬼に陥っている。
社用のコンピュータを使っていないだけで、週末も仕事をしていたに等しい。
ずっと考えていた。
英会話の先生に、どこかへ旅行に出てみることを考えてはどうかねと先日言われた。
しかしその準備とあとしまつが異常におっくうなのだ。
過程を楽しめそうにない。
英語圏ならまだしも、言語が違うところに準備足らずで行くのはこわい。
現状の日常を低空飛行で自転車操業するのがせいいっぱいだ。
歩き続けるしかない。