2022年に発売された、ラファエル・ピションとピグマリオンが2021年4月に録音したマタイ受難曲を聴いた。
Apple Music Classicalのマタイ受難曲のページでおすすめとして表示されていたものだ。
音がきれいだった。
特に合唱のロングトーンが際立っていた。
現代の録音はデジタルなのだなあと何となく思ったが、それは関係ないだろう。
ピグマリオンとはなんぞやと思って検索したりした。
1984年生まれのラファエル・ピションが結成したアンサンブルがピグマリオンなのだった。
今は2020年に発売された、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンのマタイ受難曲を聴いてみている。
年代が新しいものをなんとなくまとめて聴きたくなったのだ。
全曲通して聴かないと、こうだったという感想はいえない。
ただ、ひとつひとつのアーティキュレイション、副旋律の際立たせ方にはっとするところが多い。
歌手の歌詞の届け方にも同じことを感じる。
研究と解釈ということだろう。
あと、演奏や指揮が誰であるかに関係なく、私はマタイ受難曲が相当すきだ。
なぜだろう。
わかりやすいからかもしれない。