韓国BLTOONの読んでほしい作品を紹介(とりあえず完結作品のみ)
『水辺の夜』(成人向け)
楽しく暴れてるやつと身を守るために暴れてる者のカップリング。寄る辺のない受けと、彼に育てられた幼い弟とがお互いへの愛情と信頼をずっとずっと握っていて、相手のために行動したのにすれ違ってしまうところで大号泣だった。攻めも暴れることでの自己表現が変わってゆく。他者から与えられる愛情を通して自己を愛せるようになるお話。暴力大好きな女性表象キャラもいます。
安心できる家族を得られることが幸せに繋がるタイプの主人公だったのでよかったが、家父長制は温存かな。
注※ヤクザ同士のバイオレンス多め。オメガバース設定によるレイプ、オメガ差別の内面化、親から子への経済DVもある。冒頭に子どもを連れて心中をしようとする場面もある。
『記憶の片隅』(一部成人向け)
匠。絵も漫画も上手い。表情や手の動きに芝居させているし、手指の形がめちゃ好み。二人で一つの椅子に腰かけピアノを弾くシーンで床にのびる影が重なり一体となっている、そういう表現があります。うめぇ~
現在と過去が非常にシームレスに入れ替わり、攻めが喪失した記憶とは受けのことだと読者は冒頭から了解した上で、過去で築いた深い愛情がなぜ喪失され別離したのかが気になってしょうがなくなる。優しさと重荷を分け合う話。受けの「女装」がバレた理由が「男の骨格」じゃなかったのも良かった。