昨日書き始めたので、全然途中だし、これから続き書くかもわからないし、タイトルすら決まってないけど～。
おめでたい日だから･･･参加だけでもしたいなーと思いましてかけたとこまで置いておきますが･･･本気でなんのこっちゃわからない状態でほんと申し訳なし。
でもお祝いしたい気持ちが大事だと思うのです。なにとぞご容赦を──
ってことで～！！ 「Love is stronger than pride」シリーズの二人でお送りします。
改めてナシュ黒の日、今年もおめでとうございます♡
レギュラーシーズンも終盤に差しかかった3月の最終週の･･････移動日に充てられた26日から数えて、実に11日間にも及ぶタイトかつハードな日程を熟し。
これでやっとロスに帰ることができる！ がただし･･･。
せっかく愛しい人が待つ我が家に帰り着くことができたとしても、だ。
そもそも休養日はたった一日きりであるし。
しかもその貴重な休養日明けにはまたも2連戦が控えているから、本来なら･･･。
プロのアスリートなら一も二もなく･･･なにより大事な商売道具たる、己の肉体をメンテナンスすることに、意識も時間も割くべきところではあるの、だが。
ちゃんと頭では理解できていたとて、実行できるかどうかはまた別の話しであって。
･･･というか。結婚してから3年以上が経過したのにもかかわらず（交際期間も含めればさらに倍以上の年月が経っている）。
未だ寝ても醒めても“黒子テツヤを中心に世界が回っている”状態のナッシュにとっての最優先はもちろん、当然愛しの子ザルをベッドに連れ込み･･･時間が許す限りイチャラブすることであるし。
（事実このこと──好きな（黒子テツヤを愛でる）ことをガマンしないこと──こそが、もうじき36歳になる現在まで大きなケガの一つもなく、しかもチームの中心選手として現役を続けてこられた一番の秘訣であったりする）
大前提としてもうとっくに･･･一生を100回繰り返したとしても、余裕で遊んで暮らせる額を稼いでしまっているナッシュが、なおも現役を続ける理由は、誰よりもバスケを愛する黒子が喜び、称え、敬ってくれるからというのと同時に。
未だ再会は叶わずとも、影からずっと活躍を見守り続けているキセキや火神たちも未だアメリカだったり日本だったりで現役を続けているから、負けていられないという意地もあって続けているのだが、それはそれである。
“ケガ”という大義ができればそこはもうすっぱり切り替えて、せいぜい──最低でも丸一年はただひたすらに。
「四六時中ベタベタしまくってやる！」などと、密かに将来設計までばっちり立てているため、いざという時の対策も万全なのである。
だからこそ。
そうだからこそ、やっと地元に、やっと最愛の人が待つスイートホームに帰ることができる。やっと彼の生身の身体に触れ、口づけ、抱きしめることができると──かの魔王様にしては珍しく、空港に詰めかけていたガチ勢共が掲げるスマホの方角へ、魅惑の流し目をくれてやりながら、一度きりではあるが手まで降ってやる大盤振る舞いで、信者たちを感動の渦に叩き込んでやって。
のち意気揚々と搭乗手続きをしかけたところに、だ。
いかにも深刻そうな顔して待ち構えていた、チームジェット専用のベテランCA（恰幅の良い中年オヤジ）に「整備不良があったため1～2時間程度出発が遅れそうだ」と告げられ。
思わず「ふざけんなよ」と、今にも胸倉を掴んで詰め寄りそうになるのをどうにかギリギリで堪えられたのは──。
それは同席していたナッシュと同い年の女性コーパイが「2時間までならなんとか航路変更等で挽回できますから」と助け船を出したことで、ナッシュだけに留まらず、この二週間近くにも及ぶ怒涛のアウェイ戦の連続で、すっかり疲労をため込んでいた連中皆が、思わず安堵のため息を漏らしたのが捌け口になったというか、少なからず気が紛れたおかげであったのだが･･･。
ところが。
仮にもコーパイが自らの口で請け負ってみせたのだしと、時間を潰すなら環境や設備の整った機内の方がいいだろうということになり。
しばらくはそれぞれ気の向くまま･･･アニメや映画を観るものもいれば、何人かで集まってカードゲームしながら酒やつまみを嗜んでみたり、対戦型ネットゲームに熱狂してみたり、機内の喧騒をものともせず爆睡してみたりしているうち、案外あっという間に時間は過ぎていったのだが。
がいかんせん。
肝心の整備不良の方は2時間経ってもいっかな問題解決してくれず──。
がだからって「なんでよりによって今日なんだ？！！！」などと、苛立ちに任せて当たり散らしてみたところで、何がどうなるわけでもないことなど火を見るより明らかだから。
だからもうすぐ36になろうかというオレ様、『今こそ大人の余裕ってやつをみせるとこだろ』と。ほかの誰でもなく自分自身に、何度も何度も繰り返し言い聞かせつつ奥歯を噛みしめてぐっと堪え。
さらに耐えること3時間（うち2時間はシャンパンをかっ食らった後、ふて寝していたのだが）。
搭乗から約5時間後、ようやく整備を終えた──全身からどす黒い殺気を放ちまくっていた魔王様がガチ寝モードに突入するや･･･「やれやれやっとか」とばかり一斉にほっと胸を撫でおろした“レイカーズ・ファミリー”の面々を乗せた──専用機が最後の遠征先であった、DCの地を飛び立って6時間後･･････。
午後6時（DC－LA間の時差は約3時間）