「心の声に耳を傾ける」みたいな比喩表現じゃなく、ぼくは自分の録音した声を聞いている時間が相当多い方だと思う。直感的に上位0.01%には間違いなく入っていると思うし、そういう生活を2年くらい続けている。
それくらい続けていると自分の声に対する違和感はすっかり消えている。
自分の声を聞いていても、長すぎる余白がないか、不自然なフィラーはないか、再構成して聞きやすくする余地はないか、と内容を聞きつつも頭の中でもう少し良くできないかと考えるだけで他の感情を抱くことが全然なくなった。
自分の声という主体的存在じゃなくて、音声素材の一つとして客体的存在に感じるようになったのかな。良くも悪くも。