Instagram

youhei
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大半のソーシャルメディアのアクティビティが下がっている中で、Instagramは今も使っている。

理由は、自分にとって友人の近況を知るために最も使えるソーシャルメディアだから、ということになる。自分の属するテック業界以外の世界で過ごしている友人たちのポストも適度にあるのが特に良い点だと思う。

自分の場合は12年前に東京から福岡に居を移したということもあって、東京の友人の近況を知るにはネットを頼るほかない。

ただ、今はそういう情報は𝕏やFacebookからはすっかり得られなくなり、Instagramがかろうじて残ったというのが正直なところだ。もちろん個別のやりとりはメッセンジャーアプリでできるのだが、薄い交友関係をゆるやかに維持できる空間としてのソーシャルメディアは自分の中では瀕死状態に近い。

というわけで、ぼくのInstagramアカウントはビジネス上の繋がりの増えたFacebookのソーシャルグラフから発見されないように連携は切っている。なぜかInstagram上に表示されるThreadsのおすすめポストも表示されないようにThreadsアカウントはDeactivateした。インフルエンサーもセレブリティもフォローしていない。ぼくのアイドルの松本隆とボブディランは例外だけれど。

そんな風にしてどうにかやっている。

ただ、こういう大きな流れに抗うような使い方ってあまり長続きしないのよなあという気もする。ほとんどの人はInstagramをFacebookと連携して、流れでThreadsのアカウントも作り、交友関係ベースではなく興味ベースのソーシャルグラフを拡大していく。それに水が合わないと感じた人はアプリを削除して抜けていく。それだけのことだ。ぼく自身、サービスの方向性に合わない使い方をしているのだろうな、という自覚もあるしそれがいつまで持続可能なのかわからない。

まあ、詮ない話なんです。

とはいえ離れて暮らす気のおけない友人の近況をインターネットを通して知る、という少し前にあたりまえに実現できていた光景は、現代において簡単に再現できないものになったのは事実かもしれないなあ。

@youhei
ベイスターズファン。