誰がために金を得る。

YOWL
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今週はお金のことばかり考えていた1週間だった。お金、といっても我が家の家計ではなく、会社の財布について。平たく言うと外注管理。

ウチはとりわけ「1円でも安く」の圧が強いので、結構心労がかさむ。もちろんコスト管理は大事だし「良いものお安く」のスタンスは会社としては正しいんだろうけど、その微々たる金額をケチるのにかかる末端社員のコストは如何に?とも思ってしまうわけで……。

我々はサウンド屋なので、音を作る時は「お客様に少しでも良い体験を」と思って仕事をしている。で、その対価として得たお金で家族を養っている。自分と家族とお客様がモチベの源泉で、それ以外は無い。

会社の利益に貢献することが社員の責務、というのはきっとその通りなんだろう。算盤をパチパチするのもその一環。だけど、それだけじゃバテちゃうんだよなぁ……。

家族はいつも応援してくれるし、お客様は正直な反応をくれる。では会社は?

会社は給料を分配してくれる施設、くらいに考えておくのが健全なのかもしれない。

@yowl
Composer / Video Game Sound Designer ゲーム会社で曲や効果音を作ってる者です。