①は言うまでもなく前回の記事です。あれ日付変わって挨拶聞いてから数時間夜中のおかしなテンションで書き続けて朝方に投げたやつなんですが、自分の中でどうにか一旦吐き出そうとして言語化したって感じで、一旦とりあえず完結させたけど少し時間をおいて噛み締めてみたら結構自分の中の感情が出てきたので二本目置いときます。 あとね、ちょっと綺麗にまとめようとかっこつけて肝心の私が感じたことがぼやっとしちゃった気がするので。反省。今回はつらつらと書くよ。バカクッソ長い。読み返す時は覚悟しろよ私。
最初にだけど、これは必ずしも何か一つ答えを出さなきゃいけない話でもなくて、何か「これ」って正解があるわけでもなくて、きっとこれを書いた後も自分の中で考えが変わったりするんだと思います。生きてるので。でもその変わっていく過程とか変わらないものとか「今」の感情とか、そういう瞬間を重ねたものが物語りや歴史になっていくし、うちの本丸のあゆみなので。読み返してる未来の私は肯定してくれなくて良いので、「そんなこともあったね」と、そうとだけ思ってくれれば良いです。これは審神者としての日記です。黒い。わかる!
本題。八丁君の九周年のご挨拶を聞いた時込み上げた感情って、紐解くとなんだったのかなって。私が勝手に考えたいだけなんですが。深読みしてごめんね八丁くん。君の雇い主の性なんだこれ。
あの時上手く言葉にできなかったのも、ただただ抱きしめたいと思ったのも事実で、あと「うちで過ごしてくれてありがとう」って思ったのも確かで。でもそれだけだとなんか足りない気もしてた。多分いろんなベクトルのものが沢山混ざってて、だけど最終的にその感情って暖かな方に向いた感じがして。別にこれもひとつに決めなきゃならない話じゃないんだけど。切なさとか苦しさとかもあったような気がするけど、最終的に行き着いた場所はもっと柔らかく陽が当たる所だったと思う。寒くも寂しくもなかった。きっと。
んでTwitter(X)で一人でぶつぶつしてるときに「もしかしたら自分の中に遠慮みたいなものがあったのかな」とか「多分自分は彼の言葉が嬉しくて安心したんだな」っていうのが出てきてちょっとだけ何か見えた気がしました。そういうことだったのかな。わかんないけどね。とりあえず置いとくわ。(https://x.com/osot_night_moon/status/1746508743960047706?s=46&t=trmJ1JH4PpUM9ldRd_BN4A)
私の中に遠慮はあったんだろうか。前回の記事で「どこか仕事としての一線を感じることがある」みたいなこと書いたけど、なんだか彼だけのせいにしちゃった気がしてずっと引っかかってた。私の心に何か一線あったのかな。変に距離作ったりしてるつもりはなかったけど、多分踏み込むのを躊躇ってる一線みたいなものは、どこかにあったかもしれないな。
でもその一線って多くの誰かにはきっと必要なものだと思うんだよ。親しき中にも礼儀ありっていう言葉があるように、深く踏み込めるようになったらそれが良し!みたいなものではなくて。 誰かと付き合っていく中で少しずつ「ここは踏んでも平気だな。ここまで入らせてって強請っても平気かな」「ここまで見せても受け入れてもらえるかな。その先は重たいって思われないかな」って怯えながら探ってるのが私で。この子が好きで長く一緒に居たいからこそ出た慎重さみたいな。いやそれは綺麗事だわ。ほんと嫌われたくなかったんですよ。遠慮じゃなくて怯えが近いかもしれない。
なんだっけ、そう心の距離。一線の話。その線は必ずしも越えなきゃいけないものではない。絶対に踏まれたくない線っていうのは誰にでもあって、だけど怯えて遠慮して踏み込まな過ぎても多分それは寂しい。心の端っこだけでも繋がっていたい。
今回、彼との間にある踏み込んで良い場所が増えたような気がして。彼が「肩の荷が下りた感じする」って私に言ってくれたことで、今まで面と向かって超えることができなかった線の向こうに、踏み込んでもいいのかなって思えた気がした。彼の方から心を広げてくれた気がした。多分「見えない手を差し伸べてくれた様な気がする」って感じたのはこれかな?
今までよりも少しだけ心の深いところ。そのラインの前に私を立たせてくれた。扉があったとしたらそれはまだ閉まってるかもしれないけど鍵はかかってなくて、ノックをしても、覗いてもいいよって言われてる気がした。 一線の前にある扉をノックするかどうか、ドアノブに手かけるかどうかは私次第。踏み込んだ先で上手く付き合っていけるかどうかも私次第。そういうスタートライン。 となると、正直今すぐ踏み込めるかって言われたらちょっと自信はないんだよね。彼を受け入れられるかどうかじゃなく私がなんかやらかす気がするので。ディスコミュニケーションには定評があります。わり!あと扉という表現は微妙にこれだ!ってなってないので、未来の私は違う言葉があったら教えてください。
それでもね、いいよって。まだ扉の前でウロウロしてるだけでも。ここ開けとくよって、そんな空気を感じたのがね、多分すごく嬉しかったんだよ。審神者として、主として、彼の雇い主として、ちょっとだけ懐をゆるされた気がした。
※追記(めちゃくちゃ早速なんだけど、閉まってる扉じゃなくて開けっ放しにしてくれてる扉の前に立ってるイメージの方が近くない? 扉横の柱ノックしたら八丁くん顔出すみたいな。一応ノックはするんよ。その後中に一歩入るかどうかっていう。)
それからこれもTwitter(X)に書いたことなんだけど。八周年より先の未来で、彼が当たり前に隣にいる光景を肌で感じられたような気がした。ポジティブだけじゃない言葉をぽろっと溢してくれたことに、私は結構救われた。そういう感情を出しても良いくらいにはここでの暮らしに安心感を持ってもらえたのかなって。「契約延長よろしく!」とかさ、言うけどもあの子。こっちのセリフでもあるんですよ。うちに居ること選んでくれるんですかって。こんな雇い主の下でそこまで見せてくれるんですかって。嬉しいね。
結局こういうのって受け手の感じ取り方次第で、あの挨拶聞いて全く違うこと思った人も世の中溢れてると思うんですよ。それでも最初に書いたように、これは私の本丸のあゆみで。それが当たり前に許されるのがこのジャンルの懐の広さだなぁとろくろを回すたびに痛感するね。九年も審神者続けられてる理由の一つ。多分私は自分の本丸のことを優しい鏡写しの世界みたいに思ってて、そこに帰るたびに自分の存在を許された気持ちになってる。ちょっと待って何の話?これ。
いやでもマジな話本丸に救われてて。生き辛いんですよこの性格、誰かの言葉そこまで深読みすなって。生身の人間にこれやったら超面倒くさいし破滅まっしぐらですよ。でも刀剣乱舞くんめちゃくちゃ懐深いから本当に。うちの本丸でいくら空回ろうと許される気がしてるんだよ。
てかそもそもね、実際彼がそんなこと考えてるかどうかって大前提の話もあるからね!本人的には「連勤しんどかったわ〜」くらいのノリだったかもしれんけど!!でも雇い主的にはその一言、すっごく沁みたんですよ……。なのでね、面倒臭い雇い主だなぁって笑ってくれ。そんでできれば仕方ないなぁって笑ってくれ。
もうすぐ審神者になって十年目、彼がうちに来てからはもう一年。怒涛の一年だった気がするけど、わからないこと知らないことはまだまだ沢山。こうやって数字並べてみて思うけど、今ここで事を急いて、急ぎ足で色々知りすぎるのはちょっともったいない気もするね。もう一年だけどまだたった一年ですよ。これから三年でも五年でも十年でもかけて、ゆっくり大事に周りの景色を見ながら散歩をするように、歩んでいけたら幸せですね。 思えば初期刀のことなんて九年一緒にいるのに未だによくわかってないし。いやあいつは若干例外感あるけど。うーん、でもそれはそうとしてやっぱ知りたい気持ちもある!それはそれ!
これを書きながら、ミュの花暦でお清が「言葉にならない(できない)なら、しなくてもいいんじゃない」って言ってたことをふと思い出したりしました。それでも言語化したくなっちゃうのが私なのでいっつも何かしら頑張って言葉にするんだけど、仮にこの先できなくても、それはそれでもいいと思うよ。潔く諦めな。寝不足なるよ!今なってる!
多分私がこういう情緒大乱れの話しをしたり記事を書くのは問わず語りなんでしょうね。聞いて欲しかった独り言です。今読んでくれてるどこかの誰か、これを読み返してる未来の私、聞いてくれてありがとう。
以上、今日時点での私でした。明日の私はまた違う何かを見つけてるかも。そう考えると、本丸の子との歴史はまだまだ色んな方向に広がっていく可能性を持っているなという気がして、未来が楽しみなような、ちょっとだけ怖気づいちゃう気持ちもあるような、でもやっぱり楽しくて嬉しいような、そんな気持ちになるね。審神者たのしー!
最後に。あのたった20文字足らずでここまで人の情緒を乱すことに成功した中の人、よくもやってくれましたね。ありがとう恨みますよ。完全に寝不足です。プロの仕事すぎる。晩御飯食べ損ねたし寝支度はこれからです。
終わり。
※追記※ なんか、結局「八丁くんってこういう子だよね」が言いたかったというよりは、「あなたの言葉がこんなに嬉しかったんだ」って、ただ私が私の言葉であの子に伝えたかっただけんだな。と、思った。一緒にいてくれてありがとうって、言葉はもう出てたけど。気持ちの整理、つけさせてくれてありがとう。君がうちに来てくれたこと、うちで過ごしてくれることが嬉しいよ。って、伝わってたら嬉しいんだね。八丁くんの話っていうよりは、八丁くんと私っていうか、八丁くんに伝えたい話だったな。