どんな自分になれば、自信を持って私はデザイナーですと言えるのかな?
独学未経験で勉強をして、デザイナーという職種名で採用してもらってから、ずっと自問自答を続けてきた。
自分なりに勉強を続けて、腕を磨いて、知識も経験も増やしてきたつもりだけど、とある人からみれば「その状態でデザイナーと名乗っているの?」となるのかもしれない。
私は大人です、と言うけれど、いつから大人になったんだろう?
二十歳で成人したときから?精神的に成熟したなと自分で感じられたときから?人に言われたときから?
これに関しては話をする文脈のニュアンスによって定義は変わるんだろうなとなんとなく思う。そうするとデザイナーもそうなのかもしれない。
私はデザイナーです、と今でも自己紹介はするけれど、出会う人すべてに対して自信を持ってそういえる日はいつ来るんだろう。
その日にたどり着くために日々頑張ってはいるけれど、案外その頑張っている日々や道のり、過程が楽しいとも思うので、ずっと走り続けていくのかもしれない。
そういう自分が好きで、そういう人たちが好きなのかもしれない。