今日参加したイベントで、質疑応答のときに「…と思うのですが」という質問が散見された。自分自身もその質問を聞きながら、つまり何が言いたいのか?が分かりづらく、発言が途中で終わってしまっているのではと感じる質問が多かった。
答える側も何について聞きたいのか真意を読み取る必要があり、答えづらそうで、こういう尻切れトンボな質問を減らすにはどうすればいいんだろう…と、聞きながら考えていた。
以前読んだ『資料作りの教科書』という本に、その時の対処法が書いてあったなと思い出して、引っ張り出してみた。
“ちょっとしたことを気を付けるだけで、コミュニケーションがスムーズになるって話。三つっていうのは『発言に見出しをつける』『質問にストレートに答える』『最後まで言い切る』なの」”
“「相手の語尾が途中で終わってしまったら、『――居心地が悪いんじゃないかなと?…で、その先は?』と語尾を拾ってあげることで、相手に話の続きを促して、発言が途中で終わっていることに気付かせてあげるの。”
語尾を補うように促して、途中終わっていることに気づかせてあげること。明日から、そういう質問をされたときには意識して促してみようと思う。
そして、自分も発言を途中で終わらせないようにするために、何を質問したいのかをハッキリして聞くことを意識しようと思った。