宝塚雪組の舞台を見に行った

hirano
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宝塚雪組の長年のファンであるパートナーに誘ってもらって、『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』を見に行った。宝塚の舞台を見るのはこれで2回目(前回は『蒼穹の昴』)。

コナン・ドイルの半生を描いたこの作品。『シャーロック・ホームズ』やこの舞台のあらすじを読み込んできたこともあり、めちゃくちゃ楽しく観ることができた。作品が売れてしまったがゆえに自分が本当に書きたい作品を書けないというもどかしさ、書きたいのに書けないという創作の生みの苦しみが、舞台全体から伝わってきて、ぐっとくるシーンが多かった。でも、真面目すぎないようにコメディらしさも入っていて、楽しかった!

ユニークなエピソードに満ちたコナン・ドイルの半生を、「ある日、自らの筆によって生み出した“架空の存在にすぎない筈の”シャーロック・ホームズがドイルの前に姿を現したら……?」という奇想天外な発想で描く物語。

後半の「FROZEN HOLIDAY」は終始華やかで、観ているだけでワクワクした!全員の踊りがビシッと揃っていて美しかったし、着替えのスピードが早すぎてめちゃくちゃびっくりした(早着替えは宝塚の十八番らしい)!

楽天TVでライブ配信を見たこともあるのだけど、やっぱり生で観ると違うなあと改めて思った。声のハリや動きは画面越しでは伝わりきらない。だから、何度も見に行くし、劇場に足を運ぶんだろうなとファンの気持ちが分かった。

これを機に、シャーロック・ホームズを読み返してみようかな。小さいころ読んだような記憶があるけど、スッカリ忘れてしまったので。

@yriica
1991年生まれ、静岡出身です。