よく聞いているポッドキャストでおすすめされていたこの番組。何となく見はじめたら、いつの間にかどハマりしていた!
この番組は、韓国で話題のシェフ100人が集まり、さまざまな料理をつくって順位を決めていくというサバイバル形式。これが、本当に面白い!
そもそも全員が有名店のシェフでありながらも、黒さじ80名(下位80名)と、白さじ20名(上位20名)というすでに格差がある状態から、黒さじが白さじを打ち負かしていくという逆転劇が生まれるなど、「料理階級戦争」という名の通り、トップシェフたちによるプライドをかけた料理バトルが繰り広げられている。
登場するシェフも、国籍から性格まで、多種多様な人がいて面白い。
美味しさをとことん追求する人、パフォーマンス含めて美味しさを伝えようとする人、どうやったらお客さんに喜んでもらえるかから逆算して考える人…などなど。
個々人のバックグラウンドが違うから、それぞれがつくる得意料理も違うし、盛り付け方もそれぞれの個性が出ていて、最初から面白い。
100人も登場するからこそ、自分はこういう一面を持ち合わせているなと共感したり、逆に自分はここが足りていないなと反省したりもした。
また、個人戦だけでなく、チーム戦もあるため、自分だけが勝てばOKではないところもよかった。
特に、チームでひとつの目標に向かって進めることの難しさも感じた。ひとりひとりが店のトップを張れるほどの実力を持っているから、時に意見がぶつかり、方向性がブレてしまったチームがあったのが印象的だった。負けたくない…という焦りから、つい口調が強くなってしまうシーンは、人間ドラマを見ているようですごくよかった。
全12エピソードあり、今10エピソードまできた。いよいよトップ8が決まる。決め方も本当にバラエティに富んでいて、そう来たかという斜め上の企画ばかり。企画を考えるときの参考にもなった。
早く次が見たい!と思わせてくれる番組。いろんな人におすすめしまくろうと思う。