(③からの続き)
願わくば大切な部分だけが、少しでも刺さってくれたらなぁ…と。
できる限りサラッと、グサッと、読んでいただく事を目標に、油抜きみたいな作業まで一生懸命やってしまう。これアレだ。「特殊メイクよりもナチュラルメイクの方が難しい」の理論に近いのでは…(?)。
言ってしまえばそのアーティストさま、ファンレターは読んでくださってる事を公開しておられる。
だけど私はこんなにも、読んでくれるかなーくれないかなー読んでほしいなーやっぱ恥ずかしいなーなどと、いつまでたっても夢を見ているし読んでる姿なんて想像もしてない。読まずに食べてほしいとすら思う。
ピントが合ってるかどうかは別として我ながら健気。これらの行為は推し活内において、最高に最高に楽しい時間なのだ。
何せ1on1。面と向かわないのに1on1。本人に向かってるのに一方的で良い(笑)。
人を上手に褒めるって本来難しい事だけど、ファンである以上「お世辞」という文字は一切ない。心の底から湧く褒めを自分自身の言葉で吐いていい場所なんてファンレターの中だけなのでは…そんな幸せないですよ本当に。
それに私は幸い、他人と自分を比べる事だけはしないので「あの人よりも、あの人よりも、誰よりも上質なファンレターをぉぉぉ!!」的な気持ちがない。もしも自分の中にその気持ちを1ミリでも感じたら、もうファンレター書きは(というかファン生活自体)終わるだろうな。
ここまで書いておきながら「ファンレターはありのまま書くのが1番」そう思ってます(笑)。
(多分終わり)