女性の多い職場。ママ友。女友人。
女性が集まるとなぜかトラブルが起こる。
なんで女性だけもめるんだろう?
あれこれ考えているうちにピンポイントで疑問の答えに出会った。
お茶大の研究生が発表して話題になったマウントの構造という論文(をまとめた番組)。
これ、めちゃすごい。
なんでも、女性には3つの山が存在していて、この3つの山を巡って終わらない戦いを繰り広げているらしいのだ。
①1つ目の山(グー)→家柄(生まれや結婚にまつわる身分)
例えば成功した夫と結婚したとか。働かなくても専業主婦ができるとか。子供がいるとかいないとか。
②2つ目の山(チョキ)→容姿
生まれ持った容姿の美しさ。またはメイク、ヘアスタイルの上手さやファッションセンスの良さなどなど。
③3つめの山(パー)→学歴や仕事
高い給与。憧れの仕事。いわゆるバリキャリ。
女性は生まれながらにしてこの3つの山の価値観にさらされる。
そしてこの3つの山の恐ろしいところは、いつまでも勝敗がつかないことらしい。
グーチョキパーとじゃんけんのように、どこかかには負け、あいこになることで、硬直状態になるのだ。
①の山で相手に勝ったとしても②.③では相手に負けたりあいこになったりする。
例えば夫がいくら稼いでも、他のママに容姿で負けてると感じたり、キャリアを持つ女性に劣等感を感じたり。
そしてどこかの山での負けを意識した時、マウントが起こるらしい。
自分が勝っていると思う山で、無意識に相手を見下すような態度をとってしまうのだ。
なるほど、、
女性のいざこざって、、
めちゃ社会問題やん!!!
こんなの生まれてからずっと押し付けられたらそりゃトラブル起きるよ。
むしろ、起こって普通やん。
ちなみに男性は山が立身出世一つなので勝敗が明確でトラブルにならないらしい。
うーん。。
解決策はないのか??
社会は急に変わらないからマインドを切り替えるしかないのだろう。
番組では自己肯定感を高めることが脱却の鍵だと語られていた。
つまりは、どんな自分でもいいんだ、とありのままを認めること。
とはいえ、それが一番難しかったりする。
良い方法はないかなぁと、自分なりに考えて辿りついたのだけど…
「感謝」かなぁと思う。
書道家の武田双雲さんが言っている比較感謝という言葉がある。
比較できるのは相手と自分がいるおかげ。
気付かせてくれてありがとう、と思うこと。
例えばママ友から夫の地位でマウントを受けたとしても、この人はどんな山で戦って傷ついてきたんだろう?と考えてみる。
するとなんだか、一生懸命努力したり、悩んだりしている相手の姿が見えてくる。
反対に羨ましかった自分ってどんな山で相手よりも高いところにいるんだろう?
その山に気付くと自分のこともみえてくる。
自分すごいやん!と自分を褒めてみる。(もちろん心のなかで)
そういう風に比較できるってもう既に幸せなのだ。
他にも、あれこれ考えていみたけれど、たぶん山には頂上が存在しないわけで…(孫悟空のお釈迦様の指のようなもの)
最初から登らない方法があれば、誰か、教えてほしいと思ったりもする。