この世界ってなんだろう?どこかで誰かが自分の人生を観察してる気がする。幼い時、漠然とそんなことを考えていた。
のちに映画マトリックスが公開され、こうした考え方をしたことがある人が案外多いということに気付いた。
それはユングのいう集合的無意識のように、人類に遺伝した心の奥底にある共通の記憶なんじゃないだろうか。
そんななか最近、衝撃を受けたのが東大の大栗教授のホログラム理論。
小さい頃から漠然と考えてきた、この世界とはなんぞや?という、問いの答えなんじゃないかなと思っている。
なんでも宇宙のどこかに2平面の情報体が存在していて、この3次元世界はホログラムのように映し出された世界に過ぎないらしい。
面白いのが、宇宙の情報体とこの世界が量子もつれの関係にあること。
量子もつれとは一方の状態が決まれば、もう一方の状態も決まるという物理の法則性。
量子コンピューターに応用されている。
例えば、ラーメンが食べたい!と思考すると、AIの解析機能のように、後日、ラーメンがやってくる最適な展開になるように宇宙の情報体が書き換わるらしい。
ラーメンの例が適切かはわからないけど、このことは引き寄せの法則と呼ばれている。
私たちの思考は検索エンジンと同じで、その履歴によってアルゴリズムが働き、宇宙の情報体が最適な答えを現実として下ろしてくる。
Chat GPTやインターネット、ブログの世界ともちょっと似てる。
人類はAI を開発した気になってるけど、本当はもう既にある、人類共通の記憶が引き出されただけなんじゃないかなぁ。
スピリュアルやSFの世界ではない、研究者が言っているところとか。
マトリックスの世界観が一歩進んだ感じとか。
かつて宗教に囚われていた人類がなんだか精神的に進化してきたような感覚になった。
今日もブログを書きながら、そんな不思議なことを考えている。