話したいことが何も無い、というコンプレックスがある。
語学をやるにも苦労する。日本語で言いたいことがないのに、外国語で作文するなんて途方もない。単語や文法を使う練習なんだから内容は本当じゃなくていい適当でいいと言われるが、日本語でも思いつかないのにという苦しみがある。
中国語をやっていると、知らない漢字に出会い続けることになり、面白く感じる時と絶望する時がある。“寐”(梦寐以求)とか“棱”(模棱两可)とか…。日本語に無い漢字ならまだしも、調べて夢寐(むび)と日本語読みが出て来た時などは日本語すら知らない…と恥ずかしくなっちゃう。