はじめに
この記事は「アクセシビリティ Advent Calendar 2023」の8日目の記事です。
ボランティアとして参加しましたアクセシビリティカンファレンス福岡2023について書いていきたいと思います。開催から1か月が経ち、記憶もおぼろげですが……、思い出しながら書いていきます。
このカンファレンスは、2023年11月11日(土曜日)に行われました。一部セッションを除いてYouTubeでアーカイブを観ることができます(アクセシビリティカンファレンス福岡の再生リスト)。
参加した感想
(1)知り合いと会えて楽しかった🙌
「アクセシビリティカンファレンス福岡 前夜祭」(2023年11月10日)も含めて、オンライン上でしか話したことのなかったほかの地域の人と直接会えて、楽しかったです。
(2)手話通訳がついていて良かった!👏
2019年ぐらいから目に入ったアクセシビリティ系のイベントに参加していますが、手話通訳のついているものは「アクセシビリティの祭典」や、A11yTokyoMeetup「#6 インクルージョン実現のためのマーケティング」(2023年7月27日(木))など数えるほどしかないように思います。
ゆうてんさんから、手話通訳をつけるにはどうすれば良いか相談を受けたとき、お伝えした資料をここにも書いておきます。
この記事に書いてある内容以外だと、
通訳依頼について
手話通訳は一般的に各都道府県「聴覚障害者情報提供施設」に依頼することになりますが、当日空いている方が来るので、技術的なことは苦手な通訳者になることもあります。
より良い情報保障をするのであれば、個人依頼するほうが良いと思います。関東圏の通訳者であれば、知り合いに声をかけることもできると思います。手話通訳付きのイベントをする際は、お気軽にお声がけください。
そういった通訳者に依頼することが難しい場合は、当日の登壇資料以外にも、アクセシビリティや技術、デザインにまつわる資料を事前に提供できると思います。
また、オンラインとオフラインのハイブリットもまた別の難しさがあるように思います。そういった通訳の経験のある方もいると、当日含めよいアドバイスがもらえそうだと思います。
当日の通訳について
カンファレンス当日は会場外での誘導ボランティアでした。とはいえ気になったので。運営スタッフの方と一緒に準備時、確認したりしていました。良い通訳環境ひいては情報保障につながると思ったので。
通訳者さんがいらっしゃる前ですが、カメラの映る範囲が顔がメインという感じだったので、顔のてっぺんから腰あたりまで映るように調整してもらったりしました。
手話を知らない方は、通訳者の身体のどの範囲が映ると良いのかわからないように思います。そういったことも含めて、通訳者が来てから確認。カメラなども調整できるようにしておくと良いように思います。
書いた人
ゆう(Twitter(X)のアカウント)
デザイナー。アートや手話が好きです。Discordサーバー「ウェブアクセシビリティ」の管理人の1人です。聴者で、「デフエンジニアの会」のメンバー。