これを書き始めている時点では実際に適しているかはわかっていません。
2つのベクトルの合成
AベクトルとBベクトルを合成すると、合成ベクトルになる。
3つのベクトルの合成
Aベクトル、Bベクトル、Cベクトルを合成すると、合成ベクトルになる。
4つ以上のベクトルについても同様に合成ができる。
目標のメタファーとして使う
トップダウンで目標を決める
合成ベクトルを目標とみなして設定し、合成ベクトルを表現するためのベクトル、Aベクトル・Bベクトルを分解された目標として捉えてみます。
目標が完全に階層構造になっている、目標を完全な階層構造にしたい場合は、この例えは利用できるような気がします。
ベクトルの大きさと向きについて考えます。2つのベクトルで合成ベクトルになるためには、うまくバランスがとられている必要があります。
「目標を2つの指標A, Bに分ける場合、その2つの指標を掛け合わせると目標が計算できる必要がある」「指標Aが現実的に引き上げられるラインはここまでなので、指標Bを大きく伸ばすことで目標を達成する」
このようなことばを使うと、ベクトル演算を目標達成の例えとして利用できているように思えます。
ボトムアップで目標を決める
3つのチーム、A,B,Cがあり、それぞれが目標を立てるという例を考えてみたいと思います。
こちらも最終的に得られる結果は、A,B,Cベクトルの合成であるという仮定を前提としておきます。
「チームの方向性と会社の方向性」のような表現は、A,B,Cベクトルの向き・大きさと、得たい合成ベクトルの大きさ・向きとの近さ、として例えられる気がします。