p5 デザインって幅広く奥深い

yuina_p1016
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急行あなたの本棚。毎週木曜第2.4に収録があり、昨晩がその日だった。

ゲストは、八木田一世さん。

一緒に番組をしている相方、友哉もゲストに驚いていた。

お誘いをさせていただいた段階では、そんなにすごいことだと思っていなかった。

でも、当日、ゲストさんを目の前にして緊張感がぐぐっと増した。

八木田さんは、

大きく目が輝いた瞬間は3つ。

①アメリカのポートランド(前回ゲストの枝光ひなのさんが行っていたところ)のビジネススクールに通い、7年近く海外に住んでいたこと。

②シンプルに物事を考える

私は昔から頭の中を上手に整頓し、説明するのが苦手だった。日本語の良いところは抽象的な表現をしても伝わるところ。主語がなくても容易に理解できるのだ。だが、それ故いつも、誰に・どこで、などの要素の抜けを突っ込まれていた。それがなんだか自分が馬鹿なようですごく嫌だった。だが、ある意味相手の心情を読み取る能力が高いのだと思う。補足しなくても分かるから。その反面、外国では必ず主語がつくのだという。海外に留学やワーキングホリデーに行った人は物事をシンプルに捉えるのが上手だと思う。そこで思った、海外に行くと思考がシンプルに整理されていて、誰に・どこで、なんて逐一聞かれたり、人に捕捉されたりすることがなくなるのかもしれない。これは大きな発見だ。改めて海外に目が向いた瞬間だった。

③説得と納得

あまりにも気になって質問した。

Q.ビジュアル(あれとあれの掛け合わせがしたい!)が先にくるのか、それとも地域課題を解決するとかの解決要素が先にくるのか。発想はどちらからなんですか?この質問が私の長年の悩みを和らげた。

大学時代、一般市民や地域住民に向けて「教育」に近いことをしてきた。しかし、なんかうまく普及しなかった。それが、成果と呼べるのか継続をしているだけじゃないか?と思っていた。しかし、私たちがやっていることは、説得だった。説得されるとやらされてる感からか人は言うことを聞いてくれない。思い通りにならない。私が聞き手でも何故か聞きたくないもの。操作されてる感じが嫌なのだと思う。私たちに足りなかったのは、納得。そのためにデザインを活用する。よく、既存のものとものの組み合わせだとか言うが、まさにそれと同じでこれまであったもの同士を掛け合わせて新たな付加価値を生み出していく。

フリーランスとして長年お仕事をされている八木田さん。やはり仕事が舞い込んでくる人の話は1つ深い。いや、50深い。色んな気づきを得られる1時間だった。

@yuina_p1016
日々の思いを綴ります。 誰にでもやってくる人生の分岐点を共有し誰かの支えになりますように