お誕生日である!
生まれてから32年も生きているらしいことにしみじみびっくりする。ぐるっと家の中を見渡して32年もそこにあるものって本当に少ない。この家自体だって、お引越しが一回あったから居住年数は私より年下なのだ。そう思うとすごく長く生きているなあと思うし、よくぞまあめちゃくちゃなトラウマや大きな病気もなく生きてきたもんだと関心する。
あんまりにもあっという間だったので、このまま生きていくと多分一生もあっという間なのだろうなと思いつつ、どこかで急速にウワッすごいゆっくりになったな…と思ったりするのかもしれない。25歳になった時に四半世紀も生きている!?すごいな〜と思ったものだが、半世紀にぐんぐん近づいている。このまま永遠になったりしないだろうか。
32年も生きており、小中高大と出て社会人になってからも多分そろそろ10年が見えてきているのだけど、なんだかんだ休職もなく、心身による通院もなく(季節性の咳喘息には捕まったけど)働いているのですごいなあと思う。職場には年上ばかりではなく全然年下も増えてきているわけだけれど、大人になれている気が全然しなくて面白い。貯金額や、行ける旅行先や、払えるグッズやチケット代を見ると大人になった〜!と大笑いするが、そのたびに財力とアルコールという手段が増えた子供だ〜!!とウケる。でもまあ身を持ち崩すほど散財しているわけでもなく、貯金は微々たる額でも積まれていっているので、ギリなんとか大人なのかもしれない。
最近は漠然とこれから先どうやって生きていくんだろうと考え始めたりもしていて、大人になったかも……と思ってもいる。ただ、結構こういう感じに生きてたら40歳になり、50歳になっていくのかもしれない。
つい先日テレビを見ながら母に大人になった感ある?て聞いたら全然ないと答えられたので、子供3人育ててそろそろ定年の人間がそれなら一生無理かもしんね!て大いに笑ったし元気になった。いわく子供が小さい頃が一番大人であった(子供の要求を飲み、その上を返さないといけないため、大人である必要があった)らしいので、何かを強いられた時だけ大人であって、終わったら戻ってもいいのかもしれない。何をどうしても年齢的には大人であることに変わりないので、私はいつまでも元気よくサーティワンいっぱい買って大はしゃぎする大人でいたいなと思います。