30代のキャリアといってももうすぐ33だが、結婚して子どもが産まれて色々と前提条件が変わったのでこの機会に少し長い目で見たキャリアを考えてみたいと思う。
20代のキャリアを振り返る
これまでのキャリア
大学院卒業
新卒でコンサル会社に入社
数年働いたのちSaaSベンチャーに転職
途中で職種を変更
就職活動を振り返る
自分は今のところ強く成し遂げたいことは特になく、それゆえバックキャスティングでキャリアを考えてこなかった。就職活動時に考えていたことはこの2つ。
自分に合う職業につきたい
ビジネスの概観を知りたい
1については、幅広く受ければ相手が見極めてくれるはず(自分は社会人経験がないから何が合うか判断できない)という考えのもと、かなり幅広く受けた。そのうちコンサル会社だけ複数内定をもらい、その他はからっきしダメだったので、やや悲しい形で目的を達成。
2については、結果論にはなるがコンサルはビジネスの全体感を理解するのにちょうどよい業種だったのでこちらも達成できる見込みが立ち、無事就活を終えられた。
1社目を振り返って
控えめに言って最高だった。目の前の仕事が楽しかったり一緒に働く人たちが最高だっただけでなく、仕事のお作法や社会人として持つべき倫理観など大切なことを教えてもらった。もう一度やり直せたとしても同じ会社を選ぶと思う。
ただ、2年弱働いたところでいくつか次目指したいことが見えてきて(当時はっきり言語化できていたわけはないけど)、今の会社でそれを実現するのは難しそうだったので転職することにした。
目指したいことというのはこんな感じ。
年収と実力が一致する状態にしたい
得意かつ好きな仕事を見つけたい
モダンなものづくりに携わってみたい
1:「実力の割に給料もらいすぎてこのままでは感覚が歪んでしまいそう」という感覚をもった
2:「コンサルの適性はなくはないけど天職って感じではないな」という感覚をもった
3:シンプルにコンサルとして支援していて興味が湧いて自分でやってみたくなった
2社目を振り返って
上の3つをすべて達成できて満足。アーリーステージから入ったおかげで何でも屋として色々やったのである程度自信もついたし、自分の得意不得意もはっきりした。
特に2にあった得意かつ好きな仕事を見つけることができたのが大きい。どこに向かってキャリアを積むかの方位磁針を得た感じ。職種を変更させてくれた上司に感謝。
あとITにどっぷり浸かってITへの過大評価みたいなものがなくなった。ハードな部分や実際に現場で手を動かすことへのリスペクトが深まった。
30代のキャリアを考える
やっとあとは突っ走るだけ!の状態になったけど、子どもが産まれたのでそうしたい気持ちになれず、人生設計って難しいなぁと改めて思う。
ということで、次目指したいことはこんな感じかなー。
プロダクト領域で経験を積みたい
ハード×ソフトの事業に携わりたい
子育てとのバランスを取りたい
残り7年の目標としては物足りない気もするが、子育てで一定ペースダウンするはずなのであまり自分に多くを課さず、これくらいにしとく。
言語化してみてよかった。これからの社会人人生がどうなるのか楽しみ。