出産までにやりたいことのひとつに写真の整理がある。何の写真かというと去年の夏にお別れしたまろ(文鳥)の写真。7年分もあるのでなかなかの枚数だけど、どれも大切な写真。
若かりし頃のまろ。この頃はほとんど手に乗ってくれない文鳥だった。(手乗り崩れ)お世話していたら徐々に肩や指先、手のひらに乗るようになる。
引っ越した後。緊張するかなと思ったけど好奇心旺盛。
仕事から帰ってきて晩ごはんの後、お菓子食べながらみんなでのんびりタイム。
年末に始めたら、整理しながら涙が出て止まらなくなってしまい作業が捗らなかった。情緒不安定な時期にやるのは良くなさそうだなぁとそのときは1年分の写真をスマホからパソコンに移動させて終了。
今日は2年分移動させたけどやっぱり涙が出て作業が止まってしまった。会いたいなぁと強く思ってしまう。
まろの羽の感触や香りを思い出す。手のなかで微睡む姿や遊んでる姿が可愛いなぁ、と写真を眺めながら思う。
共働きだったので飼い始めてから日中はひとりぼっちにさせてしまっていた。流産の術後、一緒に過ごすことが出来てよかったけど、最後は毎週のように病院通いでつらい思いをさせてしまったかな。
最期の瞬間は今でも忘れられない。
苦しそうにしているまろを温めてあげたくて、クッションの上に置き毛布をかけてあげた。
つわりが落ち着いてきた頃で、赤ちゃんが出来たことをまろにきちんと報告していなかったな……と思ったのでがんばって赤ちゃん産むからね、と静かに声をかけた。
するとまろの動きが一瞬止まり、もぞもぞっと毛布から出てきてわたしのほうに勢いよく飛んできた。晩年は目が見えない生活を続けていたので飛べなくなっていたのに。驚いた。
飛んできたまろを手で包み込み、もうがんばらなくていいよ、ずっと一緒だよ、そう声をかけるとまろはすーっと息を引き取った。撫で続けながらお疲れ様と声をかけ、心のなかでありがとうと言った。
まろとお別れして半年以上経つ。エサ入れやバードバスはすぐに捨ててしまったけど、空っぽになったケージだけはリビングに置いたままになっている。
次の文鳥をお迎えすることはまだ出来そうにない。でも、いつかまた文鳥のお世話をしてあげたいな。最近、そんなことを考えるようになった。それは何年後になるかわからないけど、そのときはまろが使っていたケージを使わせてもらおう。
新しい家族の写真整理も進めています。
赤ちゃんのエコー写真アルバム。
エコー写真、月日が経つと色褪せてよく見えなくなってしまうらしいのでカメラで撮影してプリントアウトして残してる。表紙は産後に撮った写真を入れる予定。