フランク・ロイド・ライト展――世界を結ぶ建築 を見に行った

yu-ki
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有休とって開催初日に行ってきた。ライトの作品に囲まれた幸せ空間だった。キュンキュンゾクゾク。外に出たあと、世界の洗練されてなさに愕然としてしまった。

以下、止め処無い雑感。

初めて見るライト作品がたくさんあった。事前に特集記事を見たから、少しは知ってるのもあったけど、それでも半分以下だった。

ライトが動いてしゃべる映像も見れた。ライトおじいさんは表情豊かなタイプではなかったようだ。傲慢を自認していたらしい。スキャンダルのことは知ってたからやべぇ人なんだろうなとは思ってたけど。人物像にもちょっと興味が湧いてきたが、知らないほうがいいこともあるかもしれない。

計画案の図面がキレイでびっくりした。計画の時点であんなに細部の装飾まで書き込まれてるの?! それともあれは、外に出すために清書したものなの??? ジョサイア・コンドルの設計書もキレイだった気がする。でもあんなに絵画的だったかな?

建築物の設計者とITシステムの設計者の差をぼんやり考えた

ITシステムで設計者としてあんなに自分の思想を打ち出せるだろうか? 打ち出したところで他者から観測できるのか? ライト作品について私が観測できてるのは表面だけだから、Webシステムで言うところのフロントにあたると考えれば観測可能といえる? じゃあ、ライト作品の目に見えない部分についてはどう評価されてるのかな? そもそも建築の目に見えない部分のことは私にわからないけど。ライトの建築物って実際に使いやすいんだろうか? アートと実用はトレードオフになるんじゃないのかな? そんなことない?

小物までデザインしてるのすごい。可愛い。でも住宅建築でそこまでやられるのって住民的にはどうなんだろう?

女性と教育についても考えた。女性史に興味が湧いてきた。調べたい。