星野源と小栗旬が出てる映画。
ミステリー かと思ったら思いっきり社会派で映画中3回ぐらい泣いてしまった。 星野源が出てるからという 軽い理由で映画を見始めた。
あらすじは、30年以上前の日本全体を巻き込んだ大事件、有名なお菓子に毒が混ぜる脅迫状がマスコミやお菓子会社へ。日本中が混乱する 。犯人グループは社長を誘拐して身代金を要求する。金の置き場を指定する際の音声に3人の子供の声が使われた。そのうちの1人が星野源。大人になった主人公が自分の声が日本を騒がせた事件に関わっているとして小さな手掛かりを元にいろいろ調べていく。他の2人の子供は今何をしているのか。一方、新聞記者の小栗旬も同じ事件を別角度から調べはじめる。
子供の声を使おうと決めた大人たちはどういう気持ちだったのか。子供が大人になって、自分は事件にかかわったことを知った時にどういう気持ちになるのか、考えなかったのか。 子供だった大人は真実を知りたい。当事者以外もあの大事件の真相を知りたい。でも当事者は話をしたくない。記者はどういう気持ちで向き合えばいいのか、小栗旬の役柄が難しい。
星野源はテーラーさん。京都の白川沿いに住んでる。京都市動物園も出てきてうれしい。フフッて笑うの好きすぎる。本当はアッハッハて笑うのに。お父さん役がすてき。歩き方も好き。
登場人物、だいたい関西人。30年以上前の事件のことを話すのでだいたい口が軽い。んで柄が悪くて笑える。一方、かたくなに話しない人もいる。役者さんの関西弁がうますぎる。ネイティブ関西人なんやろうか。会話中の知らん!のタイミングや、いーやぁ?の「い」の発音よすぎる。
人生は悲しいむなしい。身近な小さな幸せを見逃さず確実に掴みとって生きていくのがいいんやろうな。