ダンジョン飯シーズン1終了

ゆきのやど
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(本編最後まで読んだ人が書いたのでネタバレあるかも)

アニメ1シーズン終わっちゃった。丁寧に描かれてたな。BUMP OF CHICKENのオープニングも、エンディングのイラストも、毎回飛ばさずにじっくり観てた。

出会いは10年前、本屋さんで数話だけ立ち読みをのやつを読んだ。マルシン がスライムに 窒息させられて殺されかけて 知らないおじさんがスライムの核を切って倒してそれを調理する。そこら辺のキクラゲも切って鍋に入れて調理する。殺されかけたやつを倒して調理して食う……??これからの物語の展開が気になっていた。

その後 夫と結婚してから 再度読み始めたのはレッドドラゴンを倒し終えて しばらくしてからのシーンだったはず。それから ゆっくり 物語が進んで完結。毎回、新刊が出されるたびに楽しみだった。

だいたい顔芸で済ませる ギャグシーンはめっちゃ好き。マルシルの表情が一番素直で好き。

読み進めてしばらく、そういえば 最初の目的は 妹の復活 やったな、と。新刊が出るたびに、そういえば…そういえば…を繰り返していた 。どう考えても やばすぎる旅。そもそも 閉鎖空間のダンジョンへ潜る 精神がやばい。私は野宿は絶対無理。毎日寝袋の時点で 私の最大HPが減っていくスリップ状態。

4人のパーティーが個性的でとてもいい。話し合い・作戦会議・調理・食事・片付け ……どれをとっても良いシーンばかり。アニメでのセンシの調理中の細かな指の動きが素晴らしい。それに合わせて演技する声優さんすごい。始まりの台地のハイラル王が霞んで見える。

物語完結まで漫画としては約1ヶ月間の設定らしい。魂と体が一体になっている 不思議な空間で 妹を生き返らせる という大きな目標があるが、 キャラがバラバラのパーティーが 突き進んでいくのは とても不思議。 目的はシリアス過ぎるのに何回も笑わせられるのはこれはダンジョン飯の魅力だと思う。主人公パーティー以外にも別団体や別パーティーが途中から出てきて主人公 パーティーと交流するシーンが出てくる。これまで 彼らがやってきたことがどれだけ他人にとって えげつないことなのか、より一層引き立てられる。リーダーがやはり一番やばい。命令してないはずやのに強制しているようなモノの言い方をよくするライオス。まともな奴らは誰なのかというのを考えさせられる。やばい空間ではまともではいられないのか?まともなやつはいないということなのか?「旅を楽しもうじゃないか。辛くてしんどい 旅にしたいの?楽しかったねと言える旅にしたい」と別のイケメン勇者がそんなこと言ってた。やばい目的を達成するためのプロセスをしっかり楽しむ主人公のメンタルに尊敬。

もう4月から次の放送や!楽しみやな

ああダンジョン飯、ダンジョン飯

@yukinoyado
動物園に行きたい。家の中が既に動物園。手帳とか文房具にはまり始めてる。かんさいで子育てしてる