雪国出身者は自然と経験している積もった雪が色んな音を吸収した独特の音場がある。スキー場も似た感じになるけど、スキー場は音楽鳴らしたりしているから吹雪いている時とかそんな感じになる。
特に音が鳴って無くても空気の振動がいつもより弱いというか吸われているというか、無響室の音がまったく回ってこない体験とはまた違う感じがする。気温が低いというのも関係しているのかも知れない。音は物理振動だってのがすごい納得が行く感じ。
東京で雪が降ったところで、そこまで積もりはしないし、そもそもわざわざ外に出ないしでそんな感じになることは滅多に無い。というかこの先もう一生聴かない音なのかも知れない。
そういう音はきっと知らないだけで色々あるんだろうなあ。