交友範囲や仕事やらで、一時期は頻繁に連絡をとったり会ったりしていた人とトラブル起こしたりとかではないけれど交流が途絶えることがある。会えば久しぶりですね、なんて話になったりするくらいなら良いけれど、長く行きていると、以前お会いしたことありますよね?とか、もう忘れちゃってるから話しかけんでおこうみたいな時間が経過することがある。別に仲が悪くなったわけじゃないけど、もう関係性そのものがそんなすぐ戻るわけでもないので、顔見知り以上ではない何かみたいな状況。
SNSだとそれがフォローしたままだと残っていて、場合によっては誰だっけ?みたいになることさえある。SNSの関係性はデータ上残っているもの以外は結局人間の記憶頼みだったりする。
それでも「このアカウントはあなたと過去になにがしか関係があった人です」という存在であって、直近の消息もブロックされてたり公開範囲から外れて無ければ見ることができるわけで、なんとも不思議な存在だ。もちろんそれは相手側も同じなんだけど。もう前のことで記憶がぼんやりだからっていちいちブロックする人って、きっと結構な人ではあるように思えるし。
そんなこんなで人とのつながりは希薄化したとか言われるし、きっと実際そうなんだろうけど、それでもなんだか不思議な状況だなあと思う。