ネットのテキストはわりと簡単というか催眠術というかバカ相手にしているというか、それをどうするのかを知りたいんですよって部分がなくてカッコイイこと書くことがある。
サッカーの戦術、相手にボールが渡ったら即時奪回したいじゃないですか。すぐに取り返したいを四文字熟語にしただけなんだけど、そう書くと戦術っぽい。だからそれをするためにどうするのかってのが戦術なのに。すぐ取り返せるようにボール持ってる選手の周辺に取り返すための味方を沢山置くような位置取りしますか?って話。それならすぐ取り返せそうだけど、子供のサッカーみたいにボールに群がってるようなもんですよね。取り返すためにすぐパスやドリブルさせないようにボール持ってる相手選手に取られた選手はボールを運びたいだろう方向から詰める。逃げる先に他の味方が寄せる、みたいなことを頑張ろうね疲れるけど、ってのが即時奪回のためにやることなんだけど、即時奪回って書きたい感じになる。
ネットに転がっているハウツー、普通に◯と✗だけ図式や動画で説明したりすることが多い。何で◯か、何で✗かの説明は省く。どうせバカは読まないってことなんだろうけど。綺麗な写真をスマホで撮る方法で最初にスマホを逆に置く。理由は書いてない。レンズの位置を低くすることで迫力のある画になりますの説明は、その文章だけで分かるわけないから逆にしないのは✗ってだけ。なんだろう、動物を調教してんだろうかね。スマホを逆に置いたら必ず餌あげればそうするようになりますね、みたいな感じ。
いろんなところにそういうのが増えたのが面白い。