きっとnoteとかどっか書く前の下書き的な走り書き。走り書きで終わるかもだけど。
重版出来!はドラマにもなった柔道やってた女性が新卒で出版社に入って漫画編集部に配属されて色々やる漫画。漫画を作ったり売ったりする上での苦労や喜びが沢山ある。
去年最終回を迎えたのだけど、話が進むにしたがって漫画だけじゃない色んな出版にまつわる人たちが出てくる。文芸書で大御所が専用書体を作れと言い出して書体を作ったり、豪華な刀剣の本を作るために色々な工夫をして本を作る人達、翻訳を請け負う会社、今流行のマンガ配信サイトやアプリ、クリスタのような漫画製作アプリ、漫画の海外配信などなど。もう一度読み返すけど、きっと他にも色々ある。
もちろん漫画のメディアミックスの話も出てくる。
出版社内に編集部とは別でそれを担う部署と専門の担当者がいて間をとりもっていて、漫画のアニメ化に際して制作会社から話数の関係でどうしても追加のオリジナル回が必要になってくるという提案があり、その回の脚本が原作者にとって全然違うものでコミュニケーションが上手く行かなくて具合悪くなったりする。もちろん作り話の世界なので結果的にうまく行くし、そういうエピソードがすべて現実に近いものかっていえばそれこそ漫画なわけなんだけど、ただ個人が集まって色々やるというのは、まぁ大変ですよねってことが分かる。その大変さが面白い。漫画を題材とした人間の物語としてすごく面白い。
ということで小学館の漫画だけど重版出来!を読もう。漫画アプリだと最初の方はきっと何話か無料だと思う。