そんなにお笑いってみんな興味あるの?

yukioterasawa
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松本人志論とかダウンタウンの登場とか、なんか芸能史とかお笑いの歴史とかみなさんお詳しいですね、ついでにPythonとかRubyの歴史もお願いしますみたいな気持ちになったりする。

なんでか分かんないけど笑っちゃうとか、面白いこと言うなとか、いい話聞いたとか、お笑いって色々あるわけで昔は民放でも落語とか漫談とか色々やってて、政治モノマネとか今だとすごく政治的だけど、田中角栄のモノマネなんて別に左翼右翼と無関係で結構やってたような印象ある。まだバリバリの子供だったけどそういう印象。

ダウンタウンで笑ったこと無いとか、面白いと思ったこと無いってのは、そうなんですかーって思う一方で、そうやって食い物でもスポーツでもじゃあ何があなたお好きなんでしょうか、嫌いなものをアピールすることに意味があるからそういう言い方されてんですよね?みたいな気分になったりする。

自分の中で衝撃だったのは、伊東四朗が出てた見ごろ食べごろ笑いごろとか、アフロの釣瓶がやってたテレビにらめっことか、あんまり吉本興業関係なくたって面白いのは面白いって感じがある。というか思い出が古くて老化するとこうなるのかって呆然としたりするけど、ダウンタウンとかとんねるず以前ってなるとそのくらいなんじゃないかしら。お笑いスター誕生はとんねるずよりカージナルスとかの方が面白かったし、そのまんま東が高千穂商科大学いじってたのは印象に残ってる。タモリが審査員やってた。

タモリももう老人になって、笑っていいともでいじってた、ジョギングしているらしいけど歩幅が短くて歩くより遅い老人に今もう本人がなっちゃってる。

お笑いの不思議さってなんでそれで笑っちゃうんだろうかって部分で、それが社会的な意味合いで笑うってなると後から無かったことにしないと今の自分と折り合い付かない人もいるんだろうなって想像できるけど、そういうのと全然関係ない面白さみたいなのが好きだ。

オーディション番組になる前の浅草橋ヤング洋品店でテリー伊藤が「昨日密入国してきたイラン人が見ても笑える番組を作りたい」って言ってたこと。社会性無関係の笑いって感覚はすごく興味深い。金萬福が中華鍋でスキー場を滑り降りるとかやってた。

でもそっちの方が今だと目を背けられるのかも知れない。よくわからん。