タモリ倶楽部は泡のような記憶

yukioterasawa
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昨日の続き。

記憶が泡みたいになっててそれは老化なんだろうかって考えていたけど、タモリ倶楽部の記憶はもうずっと前からそんな感じだった。見たことある回のことをネットで検索すると20年前だったりすることが普通にある。空耳アワーのネタもそう。あれはすごいびっくりする。

金曜日の夜中のリラックスタイムで、終電ギリとかまで遊んでなければ家で確実に見れる番組。ゴルフで放送が休みにならない限りほぼずっとやってた記憶があるけど、終わりに近づいた辺だとそうでもなかったかも知れない。この辺も記憶が曖昧。

あー今週もまたなんとか乗り切ったねえの積み重ねの中にある番組で、電車の回とかは前後編あったりするけど基本毎回単体のバラエティ。

最初に見た記憶はベランダにモアイがあるマンションを見に行く、みたいなことをやってた気がする。この記憶はさすがに自信が無い。

校庭で投網投げる人たちや泥団子の回は印象に残っている。いつやったかさえ覚えてないけど。カーリングやクリケットを取り上げた回も見た。カーリングはモグモグタイムとか言われるずっと前だったことは確かで、起源は船上での遊びって説明だった気がする。クリケットは結局なんかルールが良くわからないまま終わった気がする。全部気がする。本当に泡のような記憶。

こういうのがあるのはちょっと嬉しいというか、長く生きたなあなんて思えたりする。振り返っても後ろにはなくて上の方にふわふわしているような存在。現在の真上には無いけど後方の上にあるわけでもなくて、概念として上に浮かんでいるようなもの。どうかアーカイブは世に出ないで欲しい、なんて願うのは贅沢なのか。