配信サービスの普及なんかで世界中の人たちと昨夜のアニメの話題で盛り上がれたりする。もちろん言語の壁はあるものの、すごかったところ、面白かったところは大幅に違わないのであとは翻訳サービスでも使えばそれなりに分かり会える。お互いに参照する先を共有できた上で意見を言い合うだけで繋がった感じになる。
Facebookができたとき、公開グループを漁るとイタリアのモーニング娘。ファングループとかあった。現地の日本人がやってるわけじゃなく、普通にイタリア人ばっかりだった。どこにもマニアがいる。自分はそこまで詳しいわけじゃなかったけれど、ここに日本のファンが混ざったら大モテだったろうなって思った。リアルタイムで起きていることをバンバンお伝えできちゃうじゃないですか。でもまぁそういう感じじゃなかった。
ナップスターが出た時もモーニング娘。が世界中で聞かれていたなんて話があった。ナップスターの頃は一緒に聞いて感想言い合うとかそんな状況ではなかった。
日本のSNSはすごくドメスティックで初期のインプレゾンビが外国語だったり今でも翻訳使ったりで日本語でも文脈おかしかったりするのが丸わかりなくらい日本人は日本人専用で使っている傾向がある一方で、アニメ実況だとかだと世界中と繋がれる。繋がれるといっても書き込み見るだけだっりまとめる人が少しいたり程度だけど。
ダンジョン飯のポルトガル語翻訳で「パン」をそのまま「パン」でやったらしく、ポルトガル人からすると古語を使っているのか、という驚きだったらしい。なんだよその文化交流っていう。
引っ込み思案だったりハイコンテクスト前提じゃないとコミュニケーション苦手だったりする日本人が今、アニメで共通の話題を持てるようになったという、逆にこれ以上の外国語会話をする機会は無いでしょ、日本由来のコンテンツに興味持ってもらって話をしようなんて人たちがわんさか居るんですよって状況。なおゲームは洋ゲーなんて言葉あるようにアニメに比べると日本という存在感がそこまでじゃないっぽい。