距離が近い国どうしは仲が悪いというのは、お互いに知っているから気に食わないことがあるからだと思う。例えばアフリカの内陸部の殆ど聞いたこともないような国を馬鹿にするのは難しい。何を言えば相手がムッとするのか分からないから。日本から遠く離れた地域の宗教が寿司を食うことを禁じたりしない。寿司を知らないから。
子供の頃にパタリロの影響を受けてしまって相手をおちょくることが趣味のようになってしまった。おちょくるためには相手が嫌がること気にしていることを知らないといけない。それは逆に言えば相手を理解することでもある。大事にしていること、傷つけられたくないことをイジらないとおちょくれない。
学歴にプライドがある人には、それ以上に学歴がある人達の視点から素朴な疑問を投げると良い。日本だと、大学1つだけしか出てないの?とか言われると驚く人はまあまあいる。常識的に1つだろ日本だとという前提で鼻にかけている人限定だけど。大学院は別の大学に行く人もいるし、まじでちゃんとした人は別の大学に行ったりするけど、そういう人はあんまり学歴をひけらかさなくても、まあ物知りだったり頭が良いのが普通に分かる。性格はどうかは知らんけど。アメリカの大学マニアみたいな人から視点で比べられると困っちゃうタイプの人向けの対策。
そんな感じで自分じゃないことを知るのは単純に面白い、それでおちょくれないとしても、イギリスとフランスでアヒル食うウサギ食うで馬鹿にしあってるのとか第三者からしたら、まあまあってなるし、なんだったらクジラとか納豆とか食いますよ、みたいなカオスを作りたくなったりもする。
知らないことがあるのは面白がれる余地がまだまだあるということ。